2013年12月25日水曜日

フォトマスター検定1級合格

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第11回記念合格者バッジとフォトマスター認定カード

名前と番号を消してあります

2013年12月24日(火)に、フォトマスター検定の結果通知が配達されまして、一級に合格出来ました。合格できてほっとしました。

結果通知は20日(金)に発送されたとホームページに出たのですが、翌21日(土)には配達されず。22日は日曜、23日(月)は天皇誕生日で祝日で配達が休みだったため、結局24日(火)に配達となってしまいました。ネットを見ても21日に届いた人はいなかった気配。

試験は11月17日(日)でした。

受験動機は、オリンパスのフォトパスの「フォトマスター検定Web講座」の案内でした。

認定カードはプリペイドカードのような薄いタイプ。クレジットカードのような硬いタイプではありません。 ピンバッジは今回10周年(第11回)を記念して発行されたもので、過去の合格者は希望者に実費で配布されます。来年以降どうなるのか不明です。

受験勉強

「フォトマスター検定Web講座」

過去問題をやっていくことが基本だと思っているので、さっそく上述の「フォトマスター検定Web講座」を申し込みました。フォトマスター検定ホームページと、この「フォトマスター検定Web講座」にある問題例を解いてみてどの級を受験するか検討。ちょっと冒険気味でしたが一番上の一級にしました(EX級は一級に合格していないと受験出来ない)。

「フォトマスター検定Web講座」では過去3年分の問題と正解が載っているのでそれをやりました。8月にならないと去年の問題が公開されないという制約があり、当初は2年分しか出来ませんでした。これを解く時にわからなかったり、間違えたりした時はネットでググって調べて勉強するようにしました。 なので問題は一気に解くのではなく時間を見つけてはゆっくり解いていく(調べること中心)形。

過去問題集

「フォトマスター検定Web講座」の一級は学習講座がついていなくて、過去問題だけです。これでは少々不安なのと過去問題ももう少しやっておきたかったので「フォトマスター検定合格平成22年度版」(日本カメラ社)をアマゾンの古本で購入。安く手に入るというメリットもあります。

8月になって去年の問題が「フォトマスター検定Web講座」に出たのでそれをやりました。少し時間があいていたのですが忘れてないので安心しました。

私は選択科目は「デジタル」で受験することにしていたので、22年度版の「基礎知識」ですと選択科目の「デジタル」や「フォトレタッチ」では技術の進歩があるので内容が古くなっている可能性が高いので(SDカードの規格とかが典型)、試験1ヶ月前になってから最新の参考書も買うことにしました。

どちらにするのか迷ったのですが、古本で「フォトマスター検定合格…」を持っているのでそれと違えて「フォトマスター検定 受験ガイドブック」にしました。これの「基礎知識」のところを読みました。

同時に二冊比べたわけではないですが(一冊は古本なので)、なんとなく「フォトマスター検定合格…」の方が「基礎知識」部分の内容が試験問題とよく合致しているような感じがしました。大差ないといえば大差ないですが。

本を買うと過去問題も載っているわけなので、どうせ最新の本を買ってしまうのなら「フォトマスター検定Web講座」はいらなかったとも言えます。

Web講座復習

「フォトマスター検定Web講座」は回答結果が記録されています。また自分で☆マークを付けることも出来ます。私はぐぐって調べてから回答したり、偶然答えが当たった問題に☆マークをつけてありました。これらの問題をもう一度やって復習しました

反省

実際の受験の際、回答に時間がかかっていて危うく時間切れになるところでした。時間が間に合わないと思っていなかったので本番同様の時間で回答してみたことがありませんでした。一度回答時間を測っておいたほうがいいと思います。

また一級は参考書の「基礎知識」ではカバーされない内容が出てきます。計算問題と、時事問題(この年に話題になった写真展とか写真界の話題)、新規格の技術(メモリーカード)とか。

今回印象的だったのは、NHK特集で放送されたキャパの「崩れ落ちる兵士」の写真の新事実について。 テレビ番組というのは大穴です(文藝春秋にも書かれたようです)。また新規格の話などはカメラ系ニュースサイトなどを普段から見ていて新動向については意識して記事を読むようにしないといけません。自分の好きなカメラメーカーの新製品発表だけみていたらだめです。

計算問題や新規格については参考書だけでなく、ネットをググるとわかりやすく説明していたり、少し広い内容まで書いてあるサイトもあります。 少し応用が出来ないと回答できない傾向にあるので、ネットをうまく使って少し広い知識をつけておくとよいです。

過去問題をやったことと今回の受験を合わせての感じだと、一級はほとんど過去問題が(そっくりそのままは)出ません。問題の傾向も変動しているように思います(正確に比較はしていませんが)。 22年度版に載っている過去三年分の問題では結構計算問題がよく出てきています(フラッシュ二灯の場合のガイドナンバー、焦点距離と画像の大きさなど)が、直近の過去三年の問題では計算はほとんど出てきません。 けれども今年の問題では、再びこの計算問題が出てきています。過去三年の問題だけやっていたら計算が出来なかったです。これらの計算は参考書の「基礎知識」部分にも出てきません。問題の回答としての解説として出てくるだけです。

今年、計算問題が出たので来年受験する人は、過去問題の回答部分の解説として計算方法が出てきますから大丈夫だと思います。

合格ラインは70%なので、24問間違えることが出来ます。計算問題や時事問題などはそれぞれ一、二問なので、あまりこれらが苦手ならこれらに勉強時間を割いて苦労するより捨ててしまって、他の暗記系問題や単純な論理問題を勉強し「基礎知識」を勉強したほうが効率はよいかもしれません。

受験票用写真

受験票には写真添付が必要です。認定カードに写真が刷り込まれるわけではなく受験当日の本人確認の目的だけでした(受験票は回収されず持ち帰りになりました)。それなら写りが多少悪くてもいいわけなので、写真の検定を受けるのですから自分で撮ってみることにしました。

コンビニにある多機能コピー機で証明写真サイズの写真プリントが可能です。特にローソンとセブン-イレブンは200円と安いので、写真ボックスより安くなります。データはSDカードかUSBでもっていきます。 他の形式も可能。写真がたくさん入っていると目的の写真をスクロールして出すのに時間がかかるので、この写真だけを入れたメディアをもっていくのがよいと思います。

三脚を用意して撮影しますが、バリアングルモニターかWiFiによるスマフォ・リモコンがないと難しいと思います。バリアングルやスマフォをみて顔の位置を調整し、リモコンでシャッターを切ります。

十分に明るいところで撮るならばスマフォでも画質は悪く無いと思うので、自分撮りモードで撮影することでもよいと思います。

意外と顔をまっすぐにし、画面中央にちょうどよい大きさで写すのが難しく何度も撮り直して時間がかかりましたので、数百円の差を惜しまず、写真ボックスでさっと撮ってしまうほうが効率はいいかもしれません。

受験当日

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東京三協信用金庫(東京セミナー学院)前: 画面奥が池袋駅

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東京セミナー学院: 受験会場(東京都豊島区池袋)

受験会場は申込時には未定(都道府県だけが選べる)。受験票が来た時に告知されます。私は東京都の池袋でした。

信用金庫のあるビルの上が貸会場になっていて、絶えずいろんな試験などに使われているようでした。

「フォトマスター検定」は午前に三級と準一級、午後に二級と一級があり、しかも会場が二階あるという大所帯。ネットを見ると過去には都内では複数会場あったようなので今回も他にも会場があったのか、東京都は池袋に集約したのか?(だから二階も使っているのか)不明です。

私の一級も四十人くらいいたように思います。しかも同じ会場の半分が二級でした。もう一階あるわけなのでそこが全部二級ということになると思うので、二級はかなりの受験数だと思います。

年齢層は幅広く、学生のような若い人も結構いました。逆に高齢者はいませんでした。「奈良まほろば検定」では高齢者が多かったのですが。それにカメラユーザーにも高齢者は多いのですが。女性が結構いました。若い女性もいました。 結構「フォトマスター検定」って受験層が幅広いなあと思いました。女性が意外と多いのは「カメラ女子の時代」を反映しているのでしょうか。

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一階エレベーター前ディレクトリー

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六階試験会場

会場はいろいろな試験をやっている関係か試験前には周囲にたくさん人がいました。特にそばの牛丼店やファーストフード店でお昼を食べようとしている若い人が結構たくさんいました。受験票といっしょに「お昼を食べるところがあまりないので注意しろ」とあったのですがその通りです。お弁当を広げるところもあまりありません。午後受験の人は昼食を済ませておくこと。 かけもち受験の人は簡単に食べられるおにぎりとかサンドイッチにしどこかで立ち食いする覚悟が必要です。

受験後

受験後はただひたすら待つのみです。しばらくするとホームページに回答が載りました。これを使って自己採点することも可能です。結果通知には採点結果は載っていませんで、ただ「合格」とだけ書かれています。

合否通知についても発送予定日が近づくとホームページに具体的な発送予定日が告知されました。さらに発送日になると「20日に発送しました」と表記が変わりました。ですからホームページをチェックしていれば通知がいつくるかわかります。

こうして24日に通知が届きました。

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