5月30日(土)にも、渋谷ヒカリエへ「東京カメラ部2015写真展」(Internet Archive)をみに行きました。
今回は、メーカートークショーのパナソニック、森脇章彦先生をききに。
パナソニックが、ひっそりと出したレンズ一体型カメラ(ネオ一眼系)がライカのレンズを積んでいるのを発見して驚いた、LUMIXとの最初の出会いから、高級コンデジの先駆けLX1や、マイクロフォーサーズ 1号機 G1などの出会いを振り返えるところからはじまりました。
そして、2020年東京オリンピックへ向けてパナソニックは何を出すか、それはアマチュアでもスポーツシーンが撮れる4Kフォトだ、と4Kフォトを紹介。「自分が観に(撮りに)行ける最後のオリンピックが2020年東京オリンピックになるに違いない」という思いが高齢世代にあるなか、老化で手が震えてしまうことも救える
(通常の連写ではシャッターボタンを押し続ける必要があるが、高齢だとこの「押し続ける」が、手の震えを誘発する。4Kフォトは操作としてはビデオカメラ同様、スタートとストップにシャッターボタンを押すだけなので、押し続けない)
と4Kフォトの導入コンセプトを話しつつ、いつもの
- 4Kフォトは、ビデオ動画のストップモーションではない(シャッター速度 1/60ではない)
- 4Kフォトはシャッター速度優先モードの30fpsの高速連写(シャッター速度に1/1000など被写体ブレを止める速度が選べる)
- 4Kフォトはビデオのように、電池がきれるまで、SDカードがフルになるまで延々と撮り続けられる(バッファーフルになって10枚撮ったら息継ぎ、などということはない)。マラソンのスタートからゴールまで連写し続けられる
GM/GF7の電子先幕フォーカルプレーンシャッターの低振動性の話などもふれましたが、30分枠だったため、簡潔に。
ステージの端から椅子の足が落ちて、転倒しそうになり、会場運営側が慌てる中「皆さん、今の決定的瞬間を4Kフォトで取り損なってしまいましたね」と、絶妙のアピールに、写真家のプロ意識を感じて感心しました。
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