2015年8月16日日曜日

海野和男の昆虫写真展 2015 @小諸高原美術館・白鳥映雪館 (上)

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8月12日(水)に小諸高原美術館・白鳥映雪館へ「海野和男の昆虫写真展」(Internet Archive)をみに出かけました。

去年、行こうとしたのですが車で行かないとうまく行動できないようにみえて、高速道路代+ガソリン代、さらに自分で運転することを考えて諦めていました。

また去年は、同時期にオリンパスプラザ東京でも海野先生の写真展がありました。

今年、じっくりと色々な交通機関のダイヤを眺めてみたところ、どうにか妥協できる値段の行き方が見つかったので、行ってみることにしました。

今年も秋ごろに東京で海野先生の写真展があるかもしれませんが、夏の暑い日射しを浴びに出かけることにしました。

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小諸高原美術館・白鳥映雪館

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小諸高原美術館・白鳥映雪館は、小諸駅から車で10分くらい離れた、小高い飯綱山の上にありました。

特徴的な塔のある建物でした。

塔のある建物の部分が白鳥映雪館で、白鳥映雪の常設展示。平屋の部分が小諸高原美術館で展示室が二つで企画展に使われるようで、今回の写真展はこの二室で行われました。

第1室は色々な昆虫写真。第2室はカマキリ。

写真展中、4K Photoで撮った飛翔シーンが一枚(キャプションに明記されてるのはこの一枚)、見開きの新聞紙くらいのサイズ。ハイレゾショット6700万画素の風景写真が一枚、三枚つないで作った一億画素超のパノラマ写真が一枚。ハイレゾショットということはオリンパスということでしょうか。

また、会場の一角にモニターが置かれていて、25倍速の高速度撮影で蝶の羽ばたきを多数撮った動画が再生されています。

あと、全国の小学生、中学生から「生きもの」の写真を募集するコンテスト「第1回生きもの写真リトルリーグ2015」(Internet Archive)が行われていました。各地方区の優秀作品が、地方区ごとに協賛のパナソニックの4Kテレビ8台にスライドショーで展示されていました。

小諸高原美術館周辺

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浅間山
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小諸高原美術館・白鳥映雪館は、上信越自動車道のすぐ脇、浅間山のそばです。

マクロで

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これは4K Photoで撮影
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美術館のある飯綱山にある「飯綱山公園歴史の広場」で、小諸駅への戻りのコミュニティーバスを待つ間に少し撮影。

写真展は撮影禁止ですし、交通機関が限られていて小諸駅と美術館の往復しか無理などなどで、カメラは小さいものにしてパナソニック LUMIX DMC-LX100。焦点距離が広角寄りに限られますが開放F1.7〜F2.0辺りでのマクロも使えるのでこれで撮れるものを撮ろうと言うことで行きました。

行き - 鉄道

小諸高原美術館・白鳥映雪館への行き方を見ると、車で行かない場合に日帰りとするには事実上一通りのダイヤしかありません。

ネックは小諸駅と美術館の往復の手段です:

小諸駅、美術館の間をコミュニティーバスで移動する場合は、往復たった一本の組合せしかありません(もうひとつの組合せでは美術館滞在が40分です)。しかも土日祝は運休です。

もう一つの手段はタクシーです。これは乗車時刻に縛られませんのでスケジュールは非常に柔軟になりますが、片道1700円ほど、往復3600円ほど(美術館からの乗車は、迎車料がかかる)というとんでもない金額がかかります。

土日祝の移動手段がタクシー(か自分の車)しかないということで、日曜日の海野先生のギャラリートークを諦めました。

東京から小諸駅へ行くには:

の二通りがあります。

しかし行きは北陸新幹線でなければコミュニティーバスに間に合いません。帰りは鉄道でも高速バスでも可能ですので、安い高速バスにします。新幹線で2時間ちょっとに対して高速バスは3時間ちょっと(渋滞の可能性はありますが)と1時間しか違いませんが、費用は3000円ほど違います。

小諸駅構内、駅周辺、ならびに美術館周辺にコンビニ等はありません。小諸駅戻りが13時過ぎになるので美術館(ラウンジで食事可能か?飲料自販機あり)か周囲の公園でお昼を食べたいのなら、東京を出発前に購入のこと。夏の高温での腐敗に注意。小諸駅に戻ってからの食事で良いのならお蕎麦を中心とした定食屋は多数あります。

東京駅 北陸新幹線

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小諸駅からのコミュニティーバスに合わせるためには、東京駅から北陸新幹線の始発「はくたか551号」で出発する必要があります。軽井沢駅で降りるので「はくたか」に乗ります。

旅行を決定するのが遅かったためか、夏休みだからか既に指定席は全て埋まっていました。しかし始発駅である東京駅に20分ほど前に行って自由席に並んだところ確実に座れました。

みていると自由席は次の上野駅でほとんど埋まり、その次の大宮駅で満席になりました。上野駅で乗ろうとしている人は東京駅へ行くほうがよいでしょう。

新幹線の切符は、調べてみると割引で買う方法がありました:

  • 「えきねっと」の「トクだ値」
  • モバイルSuicaの「モバイルSuica特急券『モバトク』」

JR東日本の「えきねっと」を使うと「トクだ値」という割引が使えますので(数量限定)そのほうが安くなります。

「えきねっと」から予約しようとすれば、通常料金(えきねっと割引)と並んで「トクだ値」オプションも出ますので、特に事前に詳しく「トクだ値」の値段を調べておく必要はありません。どんな感じの割引かを理解しておけば十分です。「トクだ値」の設定がない列車や「トクだ値」分の席が売り切れている場合はそのように表示されます。

割引を使う場合、乗車券の範囲が新幹線の範囲に限られるため、東京駅までのJRの運賃、軽井沢(しなの鉄道へ乗り換え)あるいは佐久平(JR小海線へ乗り換え)からの運賃が別料金になります。私の場合は割引を使ったほうが安かったです。さらにJR小海線を使うよりも しなの鉄道を使ったほうが安いです。ここらへんは「えきねっと」はわかっていて、特にJR小海線を使う経路は提示してきません。

さらにモバイルSuica(=携帯電話を使って専用メニューからアクセス)から購入すると「モバイルSuica特急券『モバトク』」という割引オプションがあってさらに安くなります。

「モバトク」は自由席と普通車指定席の値段が同じですので、大変お得です。しかし前述のように今回指定席は全て埋まっていたので、私は自由席用の「モバトク」を購入しました。

「モバトク」と較べても高速バス(約2600円)の方がかなり安いです。しかし、高速バスでは行きの小諸駅発のコミュニティーバスに間に合わないので新幹線を使うしかありません。

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東京駅の新幹線改札の前にある駅弁屋さんは、始発から混んでいました。ここは夜帰ってきても混んでいるように思います。大変人気があるお店。

北陸新幹線は全車両コンセント付き。自由席にもコンセントがありました。しかもコンセントは一席に一口。窓際の人は壁の足元。他の人は前の座席の背の下の方。私は車両端の席に座りましたが窓際以外の座席の人は前の壁にコンセントがありました。小諸についてもマクドナルドなどがありませんし、帰りの高速バスもコンセント無しなので、行きの新幹線の間も充電して軽井沢で下車するまで電池を一切減らさないようにしました。

軽井沢駅 しなの鉄道

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軽井沢駅で新幹線を降り、跨線橋上の改札を出たら隣にある改札からしなの鉄道のホームへ。しなの鉄道はIC乗車券がありませんので、改札前の自動券売機で切符を購入。券売機には駅名の書かれたボタンが並んでいるのでそれを押せば購入できます(駅名-値段表を見て、金額ボタンを押す方式ではありません)。480円だったか。駅は有人改札。

列車は小諸駅行きでした。

小諸駅

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小諸駅の改札そばに「りのん」の大きな人形。小諸が舞台になったアニメのキャラクターらしいです。

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小諸駅は、JR小海線と しなの鉄道で共通に改札が一つ。

駅前はロータリー。

コミュニティーバスまで30分ほどあるので駅前を探索しましたが、事前にネットで調べた通り、コンビニなどはなし。スナックがものすごく多く、そのため朝はどこも閉まっていて閑散としています。

写真屋さんが三軒(一軒は現像だけかも)もあるのが印象的でした。

小諸高原美術館へ、コミュニティーバス「小諸すみれ号」

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高速バスとコミュニティーバスののりばは改札を出てロータリーの左端です。なんとなくここらへんに停まるという感じです。

なぜJRバス関東のバス停が二つに分かれているのかは、あまりよくわかりません。一部の高速バスの便が小諸市周辺では路線バスを兼ねるようなのでその区別なのかもしれません。

もう一社、千曲バスが東京と高速バスを走らせていますがそのバス停は少し離れたところ(交番の斜め前)です。千曲バスも、行きのスケジュールはコミュニティーバスと合いません。帰りについては美術館から小諸駅に戻ってきてからの乗車時刻までかなりありますが、それでよければ使えます。

コミュニティーバス「小諸すみれ号」は何路線かありますが、小諸高原美術館へ行くのは「大里線」です。

行きのコミュニティーバスが小諸駅が始発なのに3分程遅れて到着(その前に他の路線を回っていたのかもしれませんが)、帰りのコミュニティーバスが時刻表より1分早く出発したので、少し前からバス停にいたほうがよいと思います。

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小諸高原美術館にタクシーの料金と「小諸すみれ号」大里線の関連する時刻表がありました。

タクシーは小諸駅からが最も安く、1700円。美術館から小諸駅へ行く場合は迎車料が必要と書かれています。小諸駅からですと、駅前にタクシーが待っているので迎車料はいらないでしょう。

「小諸すみれ号」は100円ですので、これに乗らない手はありません。しかしこのように、行き一便、帰り一便の一通りしかダイヤの選択肢がありません。この行きのバスに乗るためには新幹線の始発に乗る必要があり、まさにギリギリのスケジュールです。

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