先日の奈良旅行では、ケンコー・トキナーの「デジタル接写リングセット マイクロフォーサーズ用」を持って行きました。 片岡梅林で梅の花が咲いている可能性があったのでそれを撮ろうと考えたのですが、 梅の花は目の高さより高いところにあるので今のマイクロフォーサーズのマクロレンズ(パナソニック LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm あるいはオリンパス ED 60mm F2.8 Macro)では届きません。
そこで鹿寄せ撮影用にレンタルしたオリンパス ED 75-300mm F4.8-6.7を望遠マクロ的に使うことを考えました。 ただし超望遠なので逆に最短撮影距離に満たず、寄れない可能性が出てきます(仕様: 0.9 m〘焦点距離 75 mm〙 / 1.5 m〘焦点距離 75 mm 以外〙)。そこでこのデジタル接写リングを持っていくことに。体積も小さいし、軽いし、とりあえず持っていくのには最適です。
案の定近すぎてピントが合わなく、早速デジタル接写リングを装着してみました。10 mm で足りる時もありましたが、10 mm + 16 mm の二段重ねでも撮影しました。二段重ねが必要だったケースは最短距離の問題なのか、コントラストAFがうまく効かなかったのか(つまり 10mm で足りていた)多少はっきりしないところでしたが。 上を向いて 300 mm で狙うと体が揺れてしまい、手ぶれ補正+AF でもちゃんとピントが合ってブレがない写真の打率はあまり高くありませんでしたが、お手軽マクロとしては大変便利でした。いずれタムロンに超望遠マクロでも期待したい所です。
500 円硬貨の例では、20mm/F1.7 に 10 mm 厚を付けましたが、効きすぎて 500 円硬貨にレンズがくっつきそうな位でないとピントが合いませんでした。感覚的には 5 mm とかのリングも欲しかった気がします。昔のキヤノンの FD / new FD 用の extension tube M は 5 mm + 10 mm + 20 mm + 20 mm の 4 本セットでした。 最近は電子接点があるので薄くしづらいのかな?せめて 7 mm とかでも、と思いますが、10 mm、16 mm、 26 mm(10 + 16)という数字に光学的に何か意味があるのかな?
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