2016年12月31日土曜日

OM-D E-M1 Mark II セミナー @ビックカメラ有楽町

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に「OM-D E-M1 Mark II セミナー」(Internet Archive)をききました。講師は斎藤巧一郎先生。

前日に発売になったばかりのオリンパス OM-D E-M1 Mark IIの販売店でのセミナーですが、オリンパスが販売店でセミナーを行うことはあまり多くありません。オリンパスプラザなどでのイベントが主です。

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このイベントスペースはLUMIXセミナーでも使われたもの。

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RAWデータ(デジタルシフト無補正)

柱に貼られているポスターですが、正面の席に座れなかったのでE-M1 IIの「デジタルシフト撮影」で撮影してパースを補正して撮影してみました。RAWでは無補正なデータが記録されますのでRAW+JPEGで撮影すればJPEGでの結果が満足行かなければRAWから現像し直せます。

E-M1 II以前はデジタルシフトは縦か横一方向だけだったのですが、E-M1 IIからは縦横同時補正できるようになりました。これで学会とかのプロジェクター撮影で大分実用的になりました。通常プロジェクターは上の方に設置されるので上下のパースが付きます。正面に座れないことが通常だと思いますので、同時に左右方向にもパースが付きます。従って縦横同時に補正できないと、プロジェクターなどの撮影にはイマイチ実用ではありません。

毎回同じように構えないと、補正量が変わってしまいます。補正量をスライドごとに変えるのは手間がかかり、実際には調整をしているうちに次のスライドへ行ってしまいます。三脚(テーブル三脚)か一脚を用意してアングルが固定になるようにすることできれいな写真が撮れます。

「デジタルシフト撮影」とあわせて「静音[♥]撮影」を使うと、イベントでの撮影は完璧だと思います。

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初日の23日はE-M1 IIを持ってきた人は私一人だ、と斎藤先生に言われましたが、最終日の25日には二、三人持ってきたようです。

MacBookからテレビにつなぐHDMIのケーブルがちょっとガッチリしているのが目に止まりました。これはビックカメラ備え付けか?

セミナー風景をM.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PROで撮ってみました。

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外に出て有楽町駅の反対側へ行ったところでM.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PROの手持ちで撮ってみました。レンズ内手ブレ補正内蔵ではないので、E-M1 IIの5軸シンクロ手ブレは作動しませんで、ボディー内手ブレ補正だけでの手ブレ補正になります。

太陽の塔はワイド端150mmでISO 6400(上限設定値)、開放F2.8で1/100s。CITIZENの字をみると微ブレっぽい感じもしますが、RAWをLightroomで現像したものをみるともっとしゃっきりしているのでE-M1 IIのノイズ除去の影響も大きいようです。

新幹線は、「プロキャプチャーモード」で撮ってみました。ここはビルの谷間なので新幹線が見えてからシャッターチャンスまでがあまりありません。そこを望遠で覗いて待っているとなかなかうまく行かなかったので「プロキャプチャーモード」を使ってみました。(三脚に据えて、背面モニターに表示して、肉眼で出てくるところをみてリモートレリーズでシャッターを切ればタイミングは全く問題ないものでした)

今までのオリンパスのトークショーで「ファースト・レリーズ」「セカンド・レリーズ」と言う表現が使われていたので、てっきり二度シャッターを切るのだと思っていました。LUMIXの「4K連写(S/S)」のような感じです。ところが取説をみたらそうではなくて「半押しで待って、『ここだ』と思うタイミングで全押し」でした。

取説では「ファースト・レリーズ」「セカンド・レリーズ」という表現は一切でてきません。デジカメWatchの記事で「半押し」「全押し」のことだと注釈付きで書かれていました。私は古参のオリンパスユーザーに教えてもらいました:

ちょっと気になる点が3点あります。厳密なテストはしていないので間違いかもしれません。(ボディーのファームウェア・バージョン 1.0)

  • 「デジタルシフト機能」「カラークリエーター」で、RAWだけと設定してあるSDカード側にもJPEGが出力される(=RAW+JPGE)。
    第2スロットはJPEGと設定されているのに。第2スロットにもJPEGが出力されるので両方のSDカードにJPEGが出力される。
    おそらく「RAWのみと設定されている場合にRAW+JPEGを生成するタイプの撮影」では全て起きるのではないか?
  • 「プロキャプチャーモード」で、両方のスロットにSDカードが入っていると書き込みが3倍遅い。
    第1スロットがRAWのみ、第2スロットがJPEGのみの設定で撮影すると書き込みに時間がかかるので、片方のSDカードを抜いてみたところ3倍早く書き込みが終わりました。どちらのカードを抜いても同じ(つまりRAWがあるから遅いわけではない)。また念のため第2スロットのカードを抜いて第1スロットに入れてみて(第1スロットはRAW、第2スロットは空)も早かったので、2枚のカードの速度に差はない
  • ときどきAFが迷ってすごく遅い、あるいは合焦しない。
    電飾が苦手と先日書きましたが、一見普通の被写体でも起きました。室内、曇の午後などですので特に「ローライト時のAF」というわけでもありませんでした。どんな条件なのかよくわかりません。カメラの初期不良でしょうか?

SDカードは2枚ともSanDisk UHS-II U3 Class 10 300MB/s 64GB (V規格は適用なし)です。E-M1 IIに使う際にE-M1 IIでフォーマットして使っていて、それほど撮ってないので容量はかなり空いているはずです。

気になる人、思い当たる人誰か正確な検証をお願いします。

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