2016年11月16日水曜日

新製品G8 & GX7 Mark II & レンズセミナー @ヨドバシカメラ新宿西口本店

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にヨドバシカメラ新宿西口本店で「新製品G8 & GX7 Mark II & レンズセミナー」(Internet Archive)に参加しました。講師は上田晃司先生。

パナソニック DMC-GX7MK2DMC-G8を中心として4Kフォトやフォーカスセレクトなどの紹介ですが、他にパナソニックの交換レンズの紹介を先生の作例(主に海外ロケ)とともに。

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レンズの話になると立ち見が沢山でる状況でした。

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  • 先生愛用の7-14mmで都市の俯瞰を高解像度で
  • シャッターラグの少なさを試したキューバーのタクシーの写真(横切るタクシーが画面の真ん中に来ている写真を量産)
  • 被写体ブレと手ブレの違いの写真(夜景を低速シャッターで手ブレ補正を活かして風景はブレ無しで撮り、歩いている人だけが被写体ブレして動きの感じを出す)

という話につづいて、パナソニックのLEICAレンズを全部紹介。それぞれに先生の作例が出て、焦点距離の特徴や、LEICAレンズの特徴を解説。iPad Proの上でKeynoteでプレゼンし(HDMI出力)、Apple Pencilでポイントを丸で囲んだりの解説は「なるほど『そこ』をみてるのか。『そこ』が違うのね。本や雑誌読んでても全然違うところ見てた。で『その違い』を問題にしていたのか」と理解できました。

  • LEICA DG SUMMILUX 12mm / F1.4 ASPH.は開放から解像度が高い。解像度的にはF4〜F5.6辺りがピークだが開放との差は少ない
  • LEICA DG SUMMILUX 15mm / F1.7 ASPH.(広角で)ボケを作るヒントは、「ピントは平面状に合っている」ので被写体を斜めから撮れば前後がボケる
  • LEICA DG SUMMILUX 25mm / F1.4 ASPH.は開放で使うと特徴が出る。開放でもふわっとせずピントが合った場所に芯がある
  • 12mmはパースペクティブ(遠近感)の強調、25mmは見たままの感じ、42.5mmは圧縮効果
  • LEICA DG NOCTICRON 42.5mm/F1.2 ASPH./POWER O.I.S.はボケが断然きれいで「私(上田先生)は『神レンズ』と呼んでいる」
  • NOCTICRONはきれいだが、重たい。スナップは疲れてフットワークが落ちたら撮り逃す(「疲れたからもういいや…」と思ったらシャッターチャンスに出会わない)。LUMIX G 42.5mm / F1.7 ASPH. / POWER O.I.S.はボケはLEICA NOCTICRONにはかなわないが、軽量、小型、お手頃価格なのでバッグの隅に入れて持っていってみて活躍できるレンズ
  • スナップ写真の場合ボケ過ぎているのもしょうがない。適度に背景が分かる程度にボケるのがよいのでマイクロフォーサーズは向いている。「世界の果てまで行って(被写体以外が)ボケてる」ではどこで撮ったかわからなくて行った意味が無い

NOCTICRONの猫の作例は、猫好きにはたまらない写真でした。

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青い普通のバッグも愛用している、とマイクロフォーサーズ・システムのコンパクトさを説明。

上田先生のシャツのボタンが全部色違いでした。

今回、ソフトバンクとのコラボ企画だそうで、iPadの宣伝のためにソフトバンクの人がきて、LUMIXのImageアプリのデモをしながら「iPadもよろしく」。

LUMIXとオリンパスのWiFi+iPhone(スマホ)機能はソフトウエアの作りがかなりよく出来ているので、私は、実は、真正面から真剣にメーカーの人がセミナーなどをやるといいと思っています。

  • 若い男性の場合はカメラマニアが多いので、逆に「おれはよく知ってる。どうせiPhoneのアプリでなんかやるなんて、使い物にならないに決まってる」
  • 女性は「よくわからないから…」「でもfacebookに写真を簡単にあげられたらいいんだけど、ややっこしいことしてPCでなんかして、あーして、こーしてだから…」
  • 高齢者のカメラマニアは、「若いもんはネットに写真だしてるけど、ありゃ難しいんだろ?私らはお呼びじゃないんだろ?(あ、妻からLINEで『帰りに牛乳買ってこい』って来たな…帰ろう)」

だと思うのですが、LUMIXのImage AppとオリンパスのOLYMPUS Image Share (O.I.Share)は使い易くできています。カメラの使い方を習おうという人なんだから、このアプリの使い方は難しくない。講習でその場でセットアップまでやったらいいんじゃないか(基本、セットアップは一回しかやらないんだから)と思ったりしているのですが。

単発で「WiFi使ったImageアプリセミナー」と題しちゃうとそもそもまだまだ客は来ないと思うので、今までのセミナーみたいなところの最後の方とかにいれこんじゃって、元々眼中になかった人に知らせる(巻き込む)方法がよいのではないかと思っています。その意味では今回のセミナーの設定はよかったのですが…主眼がiPad販売になっていたのでした。

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