LUMIXの4Kフォトの切り出しはWindowsのアプリケーションは提供されていますが、Macのアプリケーションが提供されていません。
専用アプリケーションの特徴は、切り出したJPEGにEXIFが入ることです。
一方Macのいろいろなアプリはどれも満足に4Kフォトを切り出せません。ましてEXIFは入りません。
LUMIXに要望があります。Mac向けの4K切り出しソフトを出してください。Macユーザーはシンプルなのが好きなので、何でも揃っている機能満載のアプリケーションである必要はありません。4Kフォトが切り出せて、EXIFが入るだけでいいです。
パナソニックさん、VLCはオープンソースです。現在VLCは4Kフォトファイルがうまく読めません(フレーム単位でコマ送りできない)。誰かハッカーをスポットで雇って、仕様を教えてVLCのソースに手を入れさせるのはどうでしょう?
4Kフォトをカメラ本体を使って切りだすのは、UIはなかなかよく練れていて使いやすいです。が、画面が小さくてピントがあっているのかどうかがわからない。撮ったその場で切り出しを行って、これで何度もピンぼけカットを切り出してしまい、あとで家に戻ってからMacでみて「ああ、これを家のPCの画面でみていた人に『こんなピンぼけでよしと思ってるのか』と思われてしまった」と忸怩たる思いでした。
森脇章彦先生のセミナーをみていると、大きな4KテレビにHDMIで繋いで切り出し作業をデモしています。大きなテレビを使うのは大勢に見せるデモだからという理由もあるでしょうが、現状ではWindowsアプリ以外に等倍チェックができて切り出せるのはこの「4KモニターにHDMI接続」しかないのです。
ということで、長いこと考え込んでいましたが、この用途ならパネルの質はあまり問わない。ピントだけわかればいい。まずはピントと、シャッターチャンスがOKのフレームを切り出すこと。色とかノイズはその後。ならばとにかく4KでHDMIが繋がる、適度な大きさのモニターで、安いものがあればいいんだな、と。
けど、ちょっとヨドバシ・ドット・コムなどを検索しても見つけられない。そこで、ふと、森脇先生のセミナーで顔を合わせる人にこのアイデアを言って「なんかあてはまるようなモニターないですかねえ」と言ったところ、あっという間にスマートフォンで調べて「ヨドバシにもある、DELLのやつがいいんじゃないんですかねえ?」と教えてくれたのでした。
当初場所がないので少し小さい24型とかがいいと思っていましたが、27型とほとんど値段が変わらない、iMac 27インチと似たような大きさのほうがいいだろうと27型のDELL P2715Qにしました。 Dell ディスプレイ モニター P2715Q 27インチ/4K/IPS非光沢/6ms/HDMI,DPx2(MST)/sRGB99%/USBハブ/3年間保証
使ってみると、iMacは5K、DELLは4Kとちょっと画素数が違います。そのためDELLに表示するほうが、字でも画でもちょっと大きくなり、大きさが揃いません。もしかすると24型を買ったほうがiMac 5K 27インチと文字の大きさなどが近くて居心地は良いかもしれません。
追記
「システム環境設定」の「ディスプレイ」の「解像度」で「変更」を選ぶことで文字の大きさを変えられます。これを変えてiMac内蔵ディスプレイと字の大きさをほぼ同じにすることができました。
iMac 5Kの解像度をみると、defaultは 2560 x 1440 になっています。DELLの解像度をこれに合わせると画面上の字がほぼおなじ大きさにみえるようになりました。
解像度をディスプレイのdefaultにしないで、「変更」で変えると「パフォーマンスに影響する場合があります」と表示されるので気になりますがひとまずこれでいってみようと思います。
理想をいえばDELLにこのような安めの値段で5Kモニターを出してもらいたい。Appleが昔から16:10、5Kにしているのは上のメニューバーの余地のためです。4Kをフルに出してなおかつメニューとか情報とか出せるので収まりがいいです。
そうとう昔にEIZOの17型の液晶モニターを買ってありました。もともとはWindows用でしたが、MacがマルチモニターしやすいことからMacにつけて、Windowsをリモートで操作したりする程度でした。今となっては発色が悪いので写真をいじるのには使っていません。作業用としていろんなアプリケーションを表示したり、動画を出したりして使っていました。
これがエルゴトロンのアーム、LXシリーズ(すでにモデルチェンジしていて、微妙に現在のモデルと違うが基本おなじ)に付いていました。スペックを調べるとこのアームにDELLが着く(VESAの100mm)。とくに制限重量が気になっていたのですが、今では製品が軽くなっていてエルゴトロンを買った当時に「24型以上は(重いので)付かない」と言われていた気がしたのですがらくらく制限重量内に収まっていました。(エルゴトロンの制限が約11 kgに対して、DELLはスタンド無しで約5 Kg。) エルゴトロン LX デスクマウント モニターアーム 45-241-026
そこで以前から気になっていた「カメラ上で再生したとき、何倍に拡大したときが等倍なのか、何倍以上が等倍以上なのか」を計算することにしました。
LUMIXは画面にすっぽり収まるように表示してきて、それを「1.0倍」としています。そのため表示装置によって等倍表示するには倍率が異なります。また「等倍表示する」というモード/操作がありません。
ひと目で: この倍率でみればほぼ等倍
背面モニター | LVF | 4K(UHD) モニター | |
---|---|---|---|
静止画 (非4Kフォト) | 4.7倍(GX8) 4.0倍(その他) | 2倍か4倍 (3.0倍が理想) | 2倍 (4:3以外は1.6倍が理想) |
4Kフォト | 3.0倍 (1:1は3.5倍でもよい) | 2倍 | 1倍 (1.3倍が理想) |
- ※
- 静止画の記録サイズは「L」
いろいろな条件ごとに覚えるのは大変なので、まず簡単にいえば何倍がいいのか、という大雑把な結果を上の表にしてみました。
LVFと外部4Kモニターでは、LUMIXが再生拡大倍率が2倍、4倍、8倍…しか出来ないのでそれにあわせてあります。背面モニターは指で「ピンチ」すると0.1倍単位で倍率が変えられるので、0.1倍の精度で近い値を選んでみました。
LVFと外部4Kモニターについては、今後背面モニター同様0.1倍単位で指定できるようになった場合はどれくらいの倍率がいいのかをカッコの中に書いてみました。
センサーサイズが20M(2千万)画素のGX8、16M(16百万)画素のGX7 II、それとおなじ16M(16百万)画素ですがちょっとサイズが違うGH4を調べてみました。
この3機種は背面モニターはおなじスペックですが、LVFがGX8、GH4とGX7 IIでスペックが異なりました。
結果: この倍率でみると等倍
モデル名 | 写真の横:縦 | 倍率 | ||
---|---|---|---|---|
背面モニター | LVF | 4K(UHD) モニター | ||
GX8 | 4:3 | 4.7 | 2.9 | 1.8 |
3:2 | 4.7 | 2.9 | 1.6 | |
16:9 | 4.7 | 2.9 | 1.4 | |
GX7 II | 4:3 | 4.1 | 2.8 | 1.6 |
3:2 | 3.7 | 2.5 | 1.4 | |
16:9 | 3.7 | 2.1 | 1.2 | |
GH4 | 4:3 | 4.1 | 2.6 | 1.6 |
3:2 | 3.7 | 2.6 | 1.4 | |
16:9 | 3.7 | 2.6 | 1.2 |
モデル名 | 写真の横:縦 | 倍率 | ||
---|---|---|---|---|
背面モニター | LVF | 4K(UHD) モニター | ||
GX8 GH4 | 1:1 | 3.5 | 2.2 | 1.3 |
4:3 | 3.0 | 1.9 | 1.2 | |
3:2 | 2.8 | 2.0 | 1.1 | |
16:9 | 3.1 | 2.2 | 1.0 | |
GX7 II | 1:1 | 3.5 | 2.3 | 1.3 |
4:3 | 3.0 | 2.0 | 1.2 | |
3:2 | 2.8 | 1.9 | 1.1 | |
16:9 | 3.1 | 1.7 | 1.0 |
まとめ表1のもととなった、各縦横比の写真ごとの実際の倍率です。
4Kフォトでは1:1も調べているのですが、通常の静止画では省いてしまいました。個人的には16:9も使わない気がしていますが、GX7 IIのLVFや4Kモニターが16:9なので、ピッタリはまるこの縦横比ではどんな倍率になるのかみてみる意味もあり計算対象にしました。
背面モニターとLVFでそれぞれ縦横の画素数が違うので適正な再生拡大倍率が違います。機種によって静止画(写真)の画素数が違います。
さらに4Kフォトは画素数が違うので、別途後半で4Kフォトの場合も計算しました。(4Kフォトの画素数はどの機種で撮ってもおなじ画素数です。)
LUMIXの機能への要望
パナソニックのLUMIX(に限らず)で
- 再生で「100%(等倍)」になるモード
- 倍率表示の横に「今100%(等倍)ですマーク」が付く
- LVF表示とHDMI表示でも0.1倍刻みで拡大できる
ようにして欲しいです。
静止画(非4Kフォト)の各データ
上の結果を出すのに必要なデータ(仕様)と、計算式を示します。
まず静止画(非4Kフォト)について提示します。
静止画の画素数(Lサイズ)
モデル名 | 画素数 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
4:3 | 3:2 | 16:9 | ||||
横 | 縦 | 横 | 縦 | 横 | 縦 | |
GX8 | 5184 | 3888 | 5814 | 3456 | 5184 | 2920 |
GX7 II | 4592 | 3448 | 4592 | 3064 | 4592 | 2584 |
GH4 | 4608 | 3456 | 4608 | 3072 | 4608 | 2592 |
この画素数は各モデルの仕様に載っているものです。Lサイズだけを調べています。
各画面の縦横の画素数の算出
次に各表示装置の縦横の画素数を調べます。しかし背面モニターとLVFについては仕様書には総画素数しか載っていません(しかも「約…」です)。そこで総画素数と縦横比から、縦の画素数を求める計算式を組み立てます。
\begin{aligned} P & : \ 総画素数 \\ W & : \ 横画素数 \\ H & : \ 縦画素数 \end{aligned} \begin{cases} P & = W \cdot H & \\ W \ : \ H & = 3 \ : \ 2 \ …\ (例) & \end{cases} \begin{aligned} \frac{W}{H} & = \frac{3}{2}\\ W & = \frac{3}{2} H\\ P & = \frac{3}{2}H^2\\ H & = \sqrt{\frac{2}{3}P}\ \ ,\ \ W = \sqrt{\frac{3}{2}P} \end{aligned}
モデル名 | 表示装置 | 横:縦 | 総画素数 | 横 画素数 | 縦 画素数 |
---|---|---|---|---|---|
GX8 GH4 | 背面モニター | 3:2 | $104\times10^4$ | 1249 | 833 |
LVF | 4:3 | $236\times10^4$ | 1774 | 1330 | |
GX7II | 背面モニター | 3:2 | $104\times10^4$ | 1249 | 833 |
LVF | 16:9 | $276\times10^4$ | 2215 | 1246 |
- ※
- 総画素数は仕様に「約…」と書かれているので、計算結果も概数
背面モニターは、3機種ともおなじスペックで
- 1249 ピクセル × 833 ピクセル
LVFは
- GX8とGH4は 1774 ピクセル × 1330 ピクセル
- GX7 IIは 2215 ピクセル × 1246 ピクセル
と計算されました。(「約…」ですが)
画面に写真を収める条件
背面モニターやLVFは3:2とか4:3とか縦横比が固定です。しかし撮影した写真の方はカメラの設定次第で4:3や3:2や16:9(や1:1)になります。
LUMIXをみるとこれらの写真が画面にすっぽり収まる状態を「1倍」としています。
画面と写真の縦横比が違う場合に「すっぽり収まる」とはどういう条件でしょうか。それは画面に対して写真の縦か横どちらか幅が広い方がぴったり収まる倍率ということです。
画面が4:3の場合、写真が4:3なら当然ぴったり収まります。これは縦がぴったり収まるようにしてもよいし、横がぴったり収まるようにしてもよいと言えます。
画面が3:2の場合に、写真が4:3だと画面より写真の方が「背が高い」ので、縦を合わせると写真がすっぽり収まることになります。
これを頭のなかでやってもよいですが、Excelで自動的に作表させるとか、計算機にプログラミングする場合にどうするか。これをアルゴリズムとして表現してみました。実際にはそんなに複雑なことではなく、数式による条件分けです。
\begin{aligned} H_d & : 表示画面\ 縦\ 画素数 \\ W_d & : 表示画面\ 横\ 画素数 \\ H_p & : 写真\ 縦\ 画素数 \\ W_p & : 写真\ 横\ 画素数 \\ \\ 横⇔ & : 横幅を合わせる\\ 縦横⇕⇔ & : 縦横どちらを合わせてもよい\\ 縦⇕ & : 縦幅を合わせる\\ \\ 横⇔,\ \frac{H_d}{W_d} & > \frac{H_p}{W_p} \\ 縦横⇕⇔,\ \frac{H_d}{W_d} & = \frac{H_p}{W_p} \\ 縦⇕,\ \frac{H_d}{W_d} & < \frac{H_p}{W_p} \\ \end{aligned}
写真 縦:横 | 表示装置 横:縦 | ||
---|---|---|---|
4:3 | 3:2 | 16:9 | |
1:1 | 縦⇕ | 縦⇕ | 縦⇕ |
4:3 | 縦横⇕⇔ | 縦⇕ | 縦⇕ |
3:2 | 横⇔ | 縦横⇕⇔ | 縦⇕ |
16:9 | 横⇔ | 横⇔ | 縦横⇕⇔ |
静止画(非4Kフォト)の等倍表示に必要な再生拡大倍率の計算
前述の「縦か、横か、どっちをあわせて画面に収めているか」に基づいて、写真と表示装置の該当する画素数をピックアップします。
写真のその画素数が縮小されて画面の画素数になっているので「すっぽり収まっている」のですから、等倍表示はその逆数になります。つまり
- すっぽり収めるのに何分の一に縮小しているか(これを1倍と称している)
- [逆数にする]
- 再生の拡大倍率を何倍にすると等倍表示か
を計算します。
表をコンピューターやモバイルデバイスの画面でなるべく見やすくするために、やや縦に伸ばす方向で作ったので、縦を採用するか、横を採用するかの規則性がみづらいと思いますが、大抵のユーザーは一機種(あるいはどれかの機種とおなじ画素数センサー)で、写真の縦横比も大抵固定、せいぜい二種類の使い分けだと思うので、実際には表の一行か二行をみればいいのではないか?と思いますので、ご容赦ください。
モデル名 | 写真の横:縦 | 背面モニター | LVF | 4K(UHD)モニター | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
横:縦 | 幅合わせ | 横:縦 | 幅合わせ | 横:縦 | 幅合わせ | ||
GX8 GH4 | 4:3 | 3:2 | 縦⇕ | 4:3 | 横⇔ | 16:9 | 縦⇕ |
3:2 | 3:2 | 横⇔ | 4:3 | 横⇔ | 16:9 | 縦⇕ | |
16:9 | 3:2 | 横⇔ | 4:3 | 横⇔ | 16:9 | 縦⇕ | |
GX7 II | 4:3 | 3:2 | 縦⇕ | 16:9 | 縦⇕ | 16:9 | 縦⇕ |
3:2 | 3:2 | 横⇔ | 16:9 | 縦⇕ | 16:9 | 縦⇕ | |
16:9 | 3:2 | 横⇔ | 16:9 | 縦⇕ | 16:9 | 縦⇕ |
モデル名 | 写真の横:縦 | 画素数 | 再生拡大倍率 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
背面モニター | LVF | 4K(UHD) モニター | 背面 モニター | LVF | 4K(UHD) モニター | |||||
写真 | 画面 | 写真 | 画面 | 写真 | 画面 | |||||
GX8 | 4:3 | 3888 | 833 | 5184 | 1774 | 3888 | 2160 | 4.7 | 2.9 | 1.8 |
3:2 | 5184 | 1249 | 5184 | 1774 | 3456 | 2160 | 4.7 | 2.9 | 1.6 | |
16:9 | 5814 | 1249 | 5184 | 1774 | 2920 | 2160 | 4.7 | 2.9 | 1.4 | |
GX7 II | 4:3 | 3448 | 833 | 3448 | 1246 | 3448 | 2160 | 4.1 | 2.8 | 1.6 |
3:2 | 4592 | 1249 | 3064 | 1246 | 3064 | 2160 | 3.7 | 2.5 | 1.4 | |
16:9 | 4592 | 1249 | 2584 | 1246 | 2584 | 2160 | 3.7 | 2.1 | 1.2 | |
GH4 | 4:3 | 3456 | 833 | 4608 | 1774 | 3456 | 2160 | 4.1 | 2.6 | 1.6 |
3:2 | 4608 | 1249 | 4608 | 1774 | 3072 | 2160 | 3.7 | 2.6 | 1.4 | |
16:9 | 4608 | 1249 | 4608 | 1774 | 2592 | 2160 | 3.7 | 2.6 | 1.2 |
縦でも横でもいい場合については、他のケースとの兼ね合いで私の趣味で縦か横か選びました。縦 縦 と連続するようにとか、横 横 と連続するようにとかを選んで、決めました。
この結果の部分を最初の表2にしています。
4Kフォトの場合の計算
4Kフォトについても、同様な式と、画素数データの選択(縦、横の選び方)で計算します。
画素数 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
1:1 | 4:3 | 3:2 | 16:9 | ||||
横 | 縦 | 横 | 縦 | 横 | 縦 | 横 | 縦 |
2880 | 2880 | 3328 | 2496 | 3504 | 2336 | 3840 | 2160 |
モデル名 | 写真の横:縦 | 背面モニター | LVF | 4K(UHD)モニター | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
横:縦 | 幅合わせ | 横:縦 | 幅合わせ | 横:縦 | 幅合わせ | ||
GX8 GH4 | 1:1 | 3:2 | 縦⇕ | 4:3 | 縦⇕ | 16:9 | 縦⇕ |
4:3 | 3:2 | 縦⇕ | 4:3 | 横⇔ | 16:9 | 縦⇕ | |
3:2 | 3:2 | 横⇔ | 4:3 | 横⇔ | 16:9 | 縦⇕ | |
16:9 | 3:2 | 横⇔ | 4:3 | 横⇔ | 16:9 | 縦⇕ | |
GX7 II | 1:1 | 3:2 | 縦⇕ | 16:9 | 縦⇕ | 16:9 | 縦⇕ |
4:3 | 3:2 | 縦⇕ | 16:9 | 縦⇕ | 16:9 | 縦⇕ | |
3:2 | 3:2 | 横⇔ | 16:9 | 縦⇕ | 16:9 | 縦⇕ | |
16:9 | 3:2 | 横⇔ | 16:9 | 縦⇕ | 16:9 | 縦⇕ |
モデル名 | 写真の横:縦 | 画素数 | 再生拡大倍率 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
背面モニター | LVF | 4K(UHD) モニター | 背面 モニター | LVF | 4K(UHD) モニター | |||||
写真 | 画面 | 写真 | 画面 | 写真 | 画面 | |||||
GX8 GH4 | 1:1 | 2880 | 833 | 2880 | 1330 | 2880 | 2160 | 3.5 | 2.2 | 1.3 |
4:3 | 2496 | 833 | 2496 | 1330 | 2496 | 2160 | 3.0 | 1.9 | 1.2 | |
3:2 | 3504 | 1249 | 3504 | 1774 | 2336 | 2160 | 2.8 | 2.0 | 1.1 | |
16:9 | 3840 | 1249 | 3840 | 1774 | 2160 | 2160 | 3.1 | 2.2 | 1.0 | |
GX7 II | 1:1 | 2880 | 833 | 2880 | 1246 | 2880 | 2160 | 3.5 | 2.3 | 1.3 |
4:3 | 2496 | 833 | 2496 | 1246 | 2496 | 2160 | 3.0 | 2.0 | 1.2 | |
3:2 | 3504 | 1249 | 2336 | 1246 | 2336 | 2160 | 2.8 | 1.9 | 1.1 | |
16:9 | 3840 | 1249 | 2160 | 1246 | 2160 | 2160 | 3.1 | 1.7 | 1.0 |
4Kフォトは、センサーの画素数に関わらず写真の画素数が決まっています。ですので全機種について4Kフォトの画素数は共通です。
倍率計算に必要な縦、横の選択基準は表6がそのまま使えます。背面モニターとLVFの縦横の画素数も表5になります。
背面モニターとLVFは機種によって違っているので、倍率計算は一つのパターンで済まず、GX8とGH4が共通、GX7 IIが別という形になります。細かく見ると違うのはGX7 IIのLVFだけが違います。
この結果の部分を最初の表3にしています。
おわり
今回写真の再生の向きは横位置(ランドスケープ)しか計算しませんでした。(画面と写真の向きがそろっている状態)
私は最近はカメラの設定は「自動回転しない」ようにしていて、縦位置(ポートレート)で撮ったものは自分でカメラを回してみています。自動回転させると写真が小さく表示されるのが好きでなくなりました。そういう理由もあって(あと計算が面倒になりました^^;それに煩雑で表を見るだけの人は逆にさっぱり頭に入らないと思うので)横位置での場合だけを計算しています。
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