以前カメラで撮影する際、フロント・レンズキャップをどこにしまうか悩んでいたのですが、最近はエツミ hüfa (フーファ) キャップクリップ(各色、各サイズ)を使っています。
最近大きな望遠レンズが増えたり、オリンパスのOM-D E-M1はやや大きかったりするので、もう一回り大きいザックも買いました。そこでついでにその場でUN レンズキャップクリップを買って使い始めました。
ところが、両者全然性能が違いました。UNのは使いづらいので結局hüfaを買い足しました。
エツミのhüfaをお勧めします。
hüfaのすぐれている点
両者の違いは
- レンズキャップがすんなり(片手で)入る、入らない
- レンズキャップに傷がつく、付かない
- 小径キャップのホールドがしっかりしている、してない
です。
片手で入る
hüfaがオリジナルで、UNのはそれをマネたものだと思いますが、似て非なるものでした。クリップの口のカーブと形状に大きなノウハウがありました。hüfaは大きく厚いレンズキャップでも片手で入れることが出来ます。しかしUNのは引っかかってしまって出来ません。もう片方の手でクリップを開いてやらないと入りません。
片手で出来るか出来ないかは大きな差となります。なぜなら、片手(右手)でカメラを持っていられるかいられないかの差になるからです。
傷が付かない
オリンパスのキャップは銀のロゴがでっぱっています。これに傷がつくのではないか?と思ったのですが、hüfaでは傷は付きません(神経質にみれば傷が付いているかもしれません。それなりの摩擦でこすられるのですから)。買った直後とかはhüfaの側が少し削れるようでカスがでたりもします。
一方UNのでは、軽く擦り傷が付きました。黒のプラスティック部分に薄く擦れた跡が付く場合が典型的でした。
小径キャップもしっかり保持
hüfaは仕様上は⌀37mmから対応しています。マイクロフォーサーズではこの⌀37mmのフロントキャップが存在しています。特にオリンパスは薄い形状をしています。ですからクリップでしっかり止められるのか心配でしたが、大丈夫です。手で間違って押してしまったりしない限りしっかり保持されます。
一方、UNは⌀37mmの場合、クリップがしっかりはさまなく、落ちたことがありました。
クリップの曲線は単なるデザインではなく、hüfaのノウハウが詰まっているようです。UN版はコピーするなら完全にコピーすべきでした(それとも特許?だったらコピー自体諦めるべきではなかったか)。
写真の⌀72mmのレンズキャップは、オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PROのフロントキャップです。PROレンズやフォーサーズ時代のキャップは厚みがありますが、入ります。傷もつきません。仕様上は⌀77mmまで対応していることになっています。
hüfaの惜しい点
hüfaの唯一の弱点(同じ外形をしているUNも同様)は、適用できるベルトの幅が意外と細いことです。製品にノーマル(無印)と、一回り細いストラップ用の「S」がありますが、もうひと回り太いストラップ用の「L」が欲しいです。というよりノーマル(無印)自体をもう5mmか10mm幅広にしてもよいと思います。
写真のように、私の使っているザックではストラップの幅いっぱいです(2つのザックとも)。私が使っているのを見て「使いたいんだけどストラップが広くて入らなかったんだよな」と言っている人がいました。
キャップをしっかり保持してくれるといいつつも、キャップを横から挟んでいるので、何かの拍子に下へ押されるとキャップが脱落する可能性があります。ここはクリップを縦につけて、下に押されてもクリップの根本に当たって落ちづらくする方が良いのではないかと思っていました。「S」はこの形式です。
そうしたらノーマルサイズで縦型の「クリップキャップV」が出ました。これがよさそうな気がします。
今現在は「クリップキャップV」だけカラーバリエーションがありません。
0 件のコメント:
コメントを投稿