2015年4月4日土曜日

フィルターセミナー「早朝・夕方の撮影に使いたい、様々なフィルター」 @ケンコー・トキナー本社

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4月3日(金)にケンコー・トキナー本社の「フィルターセミナー」(Internet Archive)に参加しました。講師はケンコー・トキナーのチーフデモンストレーター 田原栄一先生。

このセミナーは、先日から毎週金曜の午後5時に定期的に行われるようになったもの。今現在は、予定の告知があまりわかりやすくないので、twitterなども合わせて情報に注意しておく必要があります。

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今日は、2階のサービスショップ内のスタジオが会場。スタジオは取扱商品であるディフーザーなどが置かれていて、試すことが出来ます。今回はここの奥の壁にプロジェクターの幕を設置、スタジオ内に椅子を並べてセミナーを行いました。

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朝焼けや夕焼けの空を強調するためのカラーフィルター、特に二色のカラーフィルターを重ねて使う手法や、手前の風景がアンダーになるのを防ぐためのハーフNDフィルター、ハーフグラデーションフィルターの使い方、それらの製品の紹介などが、豊富な作例とともにわかりやすく解説されました。

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ケンコー サンガイドRV
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ケンコー Do・Nature オイル式コンパス KC-04

まず、日の出、日の入りの方角を調べるツール。日本の場合国立天文台のサイトに各地の日の出、日の入りの時刻と方角が載っているのでそれで調べます。 これを元にしてケンコー サンガイドRVDo・Nature オイル式コンパス KC-04を使ってその方角にカメラをセットします。

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カメラのホワイトバランス調整とカラーフィルターを組み合わせると色々な変化が得られます。ホワイトバランス調整はプリセット(「曇」「日陰」)、手動設定で5000Kより大きい値(10000K方向)にして使いますが、それだけでは赤い方への変化が控えめだそうです。 またホワイトバランス調整とフィルターでは色の変化の仕方も違い、やはりフィルターの方が色々な色に対してよく効果が現れる感じで、よりドラマチックになる印象でした。

他にも多数のケースを紹介されました。

CokinのハーフNDフィルターも実際にカメラに装着する実演がありました。レンズのフィルターネジに専用のリングを装着。このリングに四角いフィルターホルダーがはまる形になっていました。そしてフィルターホルダーにプラスティック製のフィルターをはめていきます。ホルダーは回転するのでNDの効果を画面のどの方向に効かせるか、簡単に変えられます。

先日のヨドバシカメラでのトークショーもそうでしたが、セミナーの内容は非常に実戦的でフィルターの使い方、いわば「威力」をよく理解できるセミナーでした。 これからのシリーズも非常に期待できます。

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update: 2015.04.07.

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