7月12日(土)は、LUMIXのセミナーで受講生としてお世話になったり、フジフイルム Xシリーズのトークショーに参加して拝見したりで存じ上げている塙真一先生(@S_HANAWA)の写真展へ、 新宿御苑前の富士フォトギャラリー 新宿へ行きました。
今回は、出展作のカメラはフジフイルムのXシリーズのみ。
Xシリーズの特徴でもあるモノクロ写真の冴えも素晴らしい。また、塙先生がここのところ熱心に撮られている「夜スナ」(夜景のスナップ)が全体の半分くらい。
「SNSへのギャラリー内風景の撮影はOKです」とのこと。ここらへん普段からtwitterを器用に使いこなされている塙先生らしい、開けたお考えで、私のようなインターネット世代には居心地が良い。
ニューヨークをテーマとしている今回、ことさら「アメリカ、異文化、すごい!とんがってる」というようなパターンではなく、肩の力が抜けた都会の雰囲気の写真が並びます。人ばかりではなく都市(イエローキャブとか消火栓とか)も写すところに先生のクールさがあると思います。
語弊を恐れずあえて言えば、東京という大都市出身ならではの、平常心で向かい合っているニューヨークだと感じました。私自身も休暇で二、三回、出張で二回ほどニューヨークへは行ったことがあります。その時の印象を彷彿とさせる写真展でした。
5時からのギャラリートークに参加しましたが、結構な人数の人が集まりました。40分くらいに短くするとおっしゃっていたにも関わらず一時間まるまるトークが続きました。しかし塙先生はトークがうまいです。
決して、おもしろいことを言って笑わせたり、マニアックなカメラの技術話をして関心を引くわけではありません。 一方撮った写真の「想い」を語る写真家が多い中で、塙先生は撮った時の状況や「街のスナップで撮られる人が気持よく撮られるようにするのにはどんな工夫をしているか」という話がきけるのは、実は写真を撮る人には大変参考になる話ではないでしょうか。私は大変興味深かったです。
今回の写真データはRAW現像を使ったのは数点。「夜スナ」でトーンが他と合わず「ベルビア・モード」を「アスティア・モード」に焼き直したものだけ。あとは全てJPEGそのまま。JPEGからのプリントの際に色調整したものが何点か。
ということで驚いたのは夜景で何点かISO 3200なものがあるのですが全くノイズが見えない。ある程度ディテールが潰れているのでしょうがそれがわからないXシリーズの低ノイズ&ノイズの消し方のうまさを実感しました。撮影データは表示されていないので、ここらへんはギャラリートークか、在廊している先生に質問しないとわかりません。
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