7月12日(土)、13日(日)に中野のフジヤカメラで「オリンパス ミラーレス一眼 タッチ&トライ」(魚拓)が催されたので、12日(土)に「OLYMPUS開発担当者トークショー」を聴きに行きました。
12日はレンズ開発の加藤氏のお話。
トークショーは開発の人が来てのお話なので、かなり突っ込んだ話が聴けました。CP+でも聞けなかった内容。
TruePic VIIの「ファインディテール」ですが、フォーサーズレンズも対応していること、さらにパナソニック、シグマ(フォーサーズ)のレンズにも対応していること(対応しているのは「倍率色収差補正」だけだそうです。シャープネス、回折補正はオリンパスのフォーサーズ・レンズ、マイクロフォーサーズ・レンズのみ)。「ファインディテール」対応していないレンズは、電子接点がないためにレンズが挿さっていることがわからないレンズ(コシナのNOKTONとか)と、ケンコー・トキナーの300mmのミラーレンズだけだそうです。
DSA(大偏肉両面非球面)は Dual Super Aspherical の略(和製英語)。
回折補正は約1段分。F11まで使えていたならTruePic VIIではF16の回折ボケが同じ程度。
レンズの製造の様子はここのページに動画があります。
レンズの表面精度は、全数チェックではなく金型ごとに抜き取り検査。映像では速いが、実際の針の動きはもっと遅い:
フォーカス・レンズのリニアモーター部分の製造、検査。映像最後の検査(動作)は、速く動くかと、滑らかにゆっくり動くかの二通り検査する:
レンズは最後に全数検査される。MTFを測っている。鏡筒が青いのは、保護テープが貼られているから:
ショーケースはCP+で使ったものだそうです。「タッチ&トライ」なので、オリンパスのマイクロフォーサーズとフォーサーズの(おそらく)全レンズが来ていた。
アンケートに答えたら、全カタログと、本田選手の写真のファイル・フォルダー、フジヤカメラのE-M1割引券のセットがもらえました。
さらに、トークショー各回の終わりに、加藤氏とじゃんけんをして勝ち残った5名にミラーレス・カメラ用バッグが配られました。よく見えなかったので、小ぶりだということくらいしかわかりませんでした。
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