2014年5月19日月曜日

花マクロ - シグマ MACRO 105mm F2.8 EX DG

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5月18日(日)、用事で出かけたので、そこでの待ち時間に周辺を歩いて花のマクロを撮りました。

レンズは先日手に入れたシグマのMACRO 105mm F2.8 EX DG。 手に入れたばかりなのでしばらく使おうと思ったのと、オリンパス OM-D E-M1はフォーサーズの位相差AFでの合焦については「学習機能がある」と言われているので、学習させようと思ったからです。

このシグマのレンズを手に入れる前から既にフォーサーズのレンズは持っているのですが、あんまりAFの速さに不満がありませんでしたのでそんなに学習機能は気にしていませんでした。しかしこのシグマ、ちょっとモーターが遅い感じですし、AFももたつく感じなので、これが学習で速くなるのか、これが実力なのか、ちょっと気になっているのでした。

今回は、用事のついでだったこともあり、横着して三脚なしの手持ち撮影です。

出先で、そばのビルにあった配管の記銘板を開放F2.8で撮ってみました。花ばかりでなくこういう人工物もサンプル的に撮ってみました。

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風が吹いていて結構花が揺れたので、ちょっとピントボケ(被写体ブレ?)気味です。ISOを上げてシャッタースピードを稼げばよかったかもしれないと、家で結果をみてから思いました。その場で背面モニターをみただけではそこまで拡大して見えませんので、OKテイクが撮れたと思っていました。こういうところはもっと経験に依るカンというか、判断を積まないと。

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F2.8(開放)
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F5.6

肝心の「学習機能」ですが…「速くなったような気がする」。焦点をあわせる時基本的には、大きくレンズが動いて、その後微調整のように前後に動いてから合焦するわけですが、使ってしばらくしたら前後に動く微調整の回数が減った気がしました。つまり、少しですが速く合焦するようなった感じがします。

一方、当たり前なのかもしれませんが、E-M1の位相差AFは暗いところでは苦手なようで、夜に電灯を減らして薄暗くしている室内で試すと結構AFを外します。コントラストAFを使ってるマイクロフォーサーズのレンズではもっと暗いところに強くて、室内の薄暗さ程度ではまず迷いません。夜景撮影のような時には合わない時があります。

もう一つ、E-M1の位相差AFは横線(上下にコントラストがついているもの)に弱い。縦線(左右にコントラストがついているもの)だとよく合う。クロスセンサーじゃないのかな?と思うのですが…。

花マクロのように、屋外、日中の天然物(ランダムパターン)ではあまり関係ない弱点に思いますので、そんなに気にしてはいません。

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F2.8(開放)
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F4.0
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F5.6

遠景を撮ってみました。絞りをF2.8、F4.0、F5.6と開放から一段ずつ絞ってみました。F4.0にすると、壁面のコンクリートの細かいデコボコが見えてくるので、解像度が上がるのがわかります。開放より一段〜二段絞ると解像度が最大になるのは一般的な挙動ですので特にどうということはありませんが。

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P5187852 - Version 2

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