2013年12月1日日曜日

オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO で紅葉 @明治神宮外苑

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明治神宮外苑銀杏並木

フォトスタイル: スタンダード

オリンパス E-M1のキットレンズのM.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROも、 ボディーとともに試し撮りへ神宮外苑の銀杏並木へ持ちだしました。

へそ曲がり気味に、ボディーはLUMIX GX7を使用しました。

E-M1 + ZUIKO DIGITAL 12-60mm 同様に、イマイチな写りなので、これはもう腕か、手ブレかもしれません。すいません。

シーンとして、E-M1のものと基本的に同じものが撮られています。フォトスタイルは「スタンダード」と「風景」の両方を撮って、結果を選んでいます。一部間違えて「ナチュラル」で撮っていたり、面倒になって片方でしか撮ってないものもあります。

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フォトスタイル: 風景

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フォトスタイル: 風景

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フォトスタイル: スタンダード

明治神宮外苑銀杏並木

自動車の写っている写真はフォトスタイルを二種類挙げてみました。銀杏の黄色は当然「スタンダード」の方が実際に近いのですが、今回の場合「風景」では少し黄色が濃く濁った感じになっていて(他の写真ではもっと顕著なケースがある)、「風景」を使うのも微妙な感じです。

いい感じの場合もあり、諸刃の剣という感じです。「風景」で撮って、一部はRAWから現像し直すか、「スタンダード」で撮って、一部はRAWで色を引き立たせるか…その人の主義に拠ると思います。

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フォトスタイル: 風景

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フォトスタイル: 風景

明治神宮外苑銀杏並木

GX7はボディー内手ぶれ補正をもっているので、M.ZUIKO DIGITALレンズでもそれなりに手ぶれ補正されます。今回結構低速シャッターですがひどい手ブレはないのは一定の効果があったのだと思っています。


フロント・レンズキャップが使いにくい。ロック解除がキャップ外縁になく中を摘むだけ。中を摘むには片手では難しい。キャップをどこかにしまった状態から取り出す時は外縁をつかむのは簡単なのでそのまま押しつぶしてロック解除してレンズに装着するのが自然。

中を摘むのはフードがある場合だが、このフードは比較的広いので外縁を潰した状態でも手が入るのに。

外縁からもロック解除出来るようにしておいて損はないと思うので、カメラメーカーのような「メカづくりの老舗」がこういう両立性を無視して、単に「PROレンズは差別化のためだけにキャップをデザインする」ということはとても老舗らしくない。

電源スイッチが左にあるのとともに、老舗メーカーらしからぬ「大エラー」だと思う。

以前も9-18mmレンズのフロント・レンズキャップが、 同梱専用になっていて、別売されない状態が長く続いていた。失くしたら同サイズで以前からあったキャップを使えとされていた。 同梱用に生産はされているのに単売はしないというのは不思議な状態だった。 ずいぶん経って同径のレンズ12-50mmが出て、これに同梱されるようになったら、単売もされるようになったという経緯がある。

この12-50mmのフードが、これまた9-18mmのものを流用していて全く用を成していなかったが(超広角の9-18mm対応のフードが12mmはじまりのものに効果があるとは言いがたい)、 結局専用の花びらフードを設計することになっているし。

一方でメーカーロゴも何も一切入らないまっさらのレンズキャップを出すという英断をしているのもオリンパスだ。普通製品に自社ロゴがない製品というのはプライドとして出せない。 これの企画意図はカメラ女子のデコレーション用らしいが、ロゴがないので他社レンズのキャップにも使える。藤壺フードを着けた際のキャップとして大変便利。

このレンズキャップ、一度作ってしまうと金型や開発費を無駄に出来ないので今更再設計出来ないだろうが…今回も上述の例のように結局「あるべき姿」にすることになりこの製品が無駄になる可能性が高い気もする。 細かいところで社全体(製品間や部署間)や長期的な統一性がないのがオリンパスの欠点で、ポロポロと会社のお金を無駄にして利益を減らしていると思う。

こういうのは、現場がつっぱってしまうのでよほどリーダーシップと大局観のある社長や重役が立たないと改善されない「社風」問題なので大変重症でやっかい。


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フォトスタイル: 風景

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フォトスタイル: スタンダード

明治神宮外苑銀杏並木

このレンズは最短撮影距離0.2 m、倍率0.3倍なので、35mm判換算では0.6倍とハーフマクロに相当します。そこでマクロ的撮影もしてみました。便利ズームとしては十分なマクロ能力に思います。

アリッサム(白い花)の方をなんで焦点距離22mmという中途半端な長さで撮影したかは不明です。カタログ上の倍率0.3倍というのは焦点距離がどの時なのでしょうか。光学的に常識(テレ端にきまっているとか)があるのでしょうか。それとも全域で0.3倍なのでしょうか、急に気になりだしました。

今回はAFさせましたが、MFするともうちょっと寄れるマクロレンズはあるので、このレンズでもMF(AF+MF)すればもうちょっと倍率が稼げるかもしれません。

今回もLUMIXお得意の「ピンポイントAF」シャッター一気全押し+手持ちで撮っています。E-M1の「グループターゲット + C-AF+TR」でどう使いこなせるかも試していこうと思います。

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明治神宮外苑銀杏並木

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アリッサム?の花: 家のそばのいつもの花壇で

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