2013年10月20日日曜日

パナソニック LUMIX GX7 「フォーカスピーキング」「超解像」 - 東京港野鳥公園

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GX7 フォーカスピーキングを背面モニターで見た状態

今回はGX7の「フォーカスピーキング」を試しに、東京港野鳥公園へ。ついでに一組だけ「超解像」の違いを撮ってみました。

「フォーカスピーキング」は使い勝手の部分なので、今回は写真を見ても特に何か分かるわけではありません。目視でのピント合わせと、フォーカスピーキングでのピント合わせの違いが視覚的、あるいは定量的に表せるような知識やblogレポート作成技量を持ち合わせいません。すいません。

さらに、今回は「フォーカスピーキングなら、MF、ならミラーレンズ」ということで、虫干しを兼ねてキヤノンのnew FDマウントのNew レフレックス500mm F8を使ったので解像度がかなり低く、 ピントがぼけてるのか、解像度が低いのかよくわかりません。

さらに輪をかけて、天気が悪く雨が降る寸前で暗かったためISO感度も上がり気味になってしまい、ノイズまで乗っている状態です。

今回はフォーカスピーキングのレポートというより、東京港野鳥公園でミラーレンズで鳥撮って来ましたという日記のような状態です。

いいわけばかりになりました…

フォーカスピーキング - キヤノン New レフレックス 500mm F8

野鳥

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第2観察小屋からの様子: 20mmで撮影

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キヤノン New レフレックス 500mm F8で

フォーカスピーキングが鳥の輪郭にしか働かず、鳥の目(顔)とか胸毛に合わせるということが出来ませんでした。かなりエッジがはっきりしているところじゃないとフォーカスピーキングの色を付けてくれないようです。ミラーレンズで解像度が低いのもコントラストを見つけづらくしているのかもしれません。

先日の奈良旅行ではSamyangの魚眼レンズがMFなのでフォーカスピーキングが効きましたがもうちょっと色がついたので、解像度も関係している気がします、が、一方で思ったようなところにピーキングがついてくれないという印象は同じだったのでこれがGX7の実力というか特徴という気がします。

フォーカスピーキングの感度設定をLにしたほうがピーキングがよくついて使い易い印象がありました。逆に感度Hの方がいいのはどんな被写体/シーンなのだろう…とちょっと思います。

家に戻って、ニコン Ai Micro-Nikkor 55mm f/2.8Sで試してみたところもうちょっとピーキング(色)が着いたので解像度の違いもあるのかもしれません、 が、被写体が全然違うので断定はできません(片方は自然のものである鳥、片方は机の上にあった人工物である文具)。

人工物(字)

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野鳥公園向こうにある倉庫

ミラーレンズの解像度を見るのにいつも撮っている倉庫のロゴです。

まず撮れた写真を等倍近くにして見るとわかるようにミラーレンズの解像度の低さがわかります。 ニコン Reflex Nikkor 500mm F8 <NEW>はもう少し解像度があるような気もしますが、気のせいかもしれません。

フォーカスピーキングの感度をLにするとこんな感じで色が着くのでピント合わせは非常に楽になります。この色がピントを合わせたい部分で沢山着くように(長く、あるいは幅が太く: 太いほどコントラストの高い部分の幅が広い=幅の中心のコントラストが高い=ピントが合っている、だと思う)すればOKで、 今までの、目でピントの合い具合=ボケ具合を覚えていて一番ボケていなかったところを覚えそこに戻ってくるようにするようにピントの山を行ったり来たりさせるよりも、色が付いている部分が一番長くなるとか、一番太くなるように行ったり来たりするほうがずっと記憶しやすいです。

この写真でも感度はL。Hだとほとんど色が付かず、ピント合わせが出来ませんでした。白い壁に黒い字だと簡単にピーキングが付くのかと思ったのですが意外にもそうではありません。

ここらへん、もしかして、もうちょっとファームウエアの改良とか可能なのではないでしょうか?AFはちゃんと、もっと細かいところに対してピッタリピント合わせしているだから、コントラストAFのファームウエア自体はもっと微細なコントラストの差まで見えているはずです。ピーキングの色付けのところがわかりづらいだけだと思います。

超解像

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超解像: オフ

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超解像: 弱

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超解像: 拡張

水辺の向こうの林にピントを合わせています。

あんまり違いはわからない感じ。後ろの建物の目地や字のメリハリが少し違うかなというのと、水際の草の葉の解像感が少し違うかなという感じ。弱にするくらいなら拡張の方がよさそう。強でもやってみればよかった。

レンズがパナソニックのLUMIX G 20mm/F1.7 ASPH.だったので元々の解像度が高くて効果が出づらかったのでしょうか。

花マクロ - おまけ

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東京港野鳥公園の野草

ピンポイントAF、手持ち

最後に園内の野草をオリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macroで手持ち撮影。手持ちなのは手抜きですが、風もある上に雨がふる直前の夕方になり、ISO感度もかなり上がってしまいノイズが多くなってしまいました。

振り返ってみれば、三脚を使って一脚代わりにして安定性を増せば、ピンポイントAFが狙いやすくなって打率が上がったなあと思いました。クイックシューのプレートをネジ止めするのが面倒なのでつい敬遠してしまうところがあります。今回はキヤノンのミラーレンズが三脚座付きだったため、プレートはそっちにつけっぱなしだったのでした。

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