2013年10月26日土曜日

DxO Optics Pro 9 ノイズ除去テスト

P8153839

オリンパス E-M5 撮って出しJPEG、NR: オフ

P8153839 - Version 2

1/3サイズ部分切り出し(クリックしてFlickrで「オリジナルサイズ」で等倍)

東大寺 万燈供養会 2013.08.15.

DxO Optics Proのバージョン9が出ました。

以前のバージョンを買った時は、なんとその一週間後だか一ヶ月後にバーゲンがあって5000円くらい安くなって大ショックでした。

今回も、新規、バージョンアップとも安売り価格になっているので、思い切ってすぐに買ってしまうことにしました。

既存のユーザーである私はダイレクトメールが来ていて、そこにあるリンクをクリックして、オンラインストアへ行きました。

DxO Proはディテールを残してのノイズ除去能力が結構高いのですが、バージョン9でさらに「ノイズ除去テクノロジー『PRIME』」を搭載。そこで「PRIME」モードをテストしてみました。

P8153839 2_DxO - Version 2
P8153839 2_DxO

「PRIME」

P8153839_DxO - Version 3
P8153839_DxO

「HIGH」

東大寺 万燈供養会 2013.08.15.

元の写真はISO 4000で撮られたもので、オリンパスのE-M5でNRをオフに設定してあります。E-M5はNRをオフにしてもノイズがある程度除去されます。

この写真のRAWをApertureからCatapultを使ってDxO Optics Proへ渡して、ノイズ除去処理をしてApertureへ戻します(戻すのは写真整理の為でノイズ処理とは無関係)。

見やすくするために、一部を1500x1000ピクセルに切り出してありますが、それでも表示には大きすぎたようなので画面上では500x333ピクセルになっています。これをクリックするとFlickrへ飛びますが、そこでもまだ縮小表示されています。右クリックして original サイズを選ぶと1500x1000の等倍サイズが出てきます。

切り出した場所は画面の「三脚使用禁止」の看板の右上の梁の辺りです。

「PRIME」が今回新しく出来たノイズ処理のモードですが、ディテールがよく残った形でノイズがよく消えています。ただしこの処理は重く、5分弱かかりました。また写真全体のプレビューはありません。NRの設定のところにでるサンプルエリア画面の中だけでプレビュー(効果確認)が出来ます。処理が重たい為にプレビューが省略されたようです。

一方「HIGH」は、写真全体のプレビューが出来、処理時間も十数秒程度でした。「HIGH」でも、E-M5のJPEG撮って出しよりはノイズは消えています。DxO Optics Proの「HIGH」と「PRIME」ではディテールはよく残っています。

E-M5でNRをオンするとディテールも結構消えてしまいます。なのでNRオフでJPEGを撮ってそれでよければそのまま、ノイズが多いと思ったらDxO Optics ProでRAWからノイズ処理というやり方にしています。

私の場合、こういう夜景を撮ることは多くないので「PRIME」の処理時間の長さはあまり問題にはならないでしょう。一方ノイズはよくとれるので、「PRIME」モードを常用にしてみようと思います。

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