2013年5月20日月曜日

第52回 静岡ホビーショー

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1/3 ナウシカ(風の谷ナウシカ より)

作: 腰痛(宮崎メカ模型クラブ)
〜 第24回 モデラーズクラブ合同作品展

今年(2013年)も5月18日土曜日に「第52回 静岡ホビーショー」へ行ってきました。プラモデル作りはもう長いこと休んでいるので、とりたてて目的があるわけではありませんが、会場の熱気を味わうととても楽しくなります。学生の頃にはホビージャパンなどの(それも二ヶ月遅れくらいで。というのは、当時はDTPはなかったですから、それくらいかかっていたわけです)記事をみて、 遠い静岡の地にあこがれていました。もし学生時代に行っていたら、多分、プラモデル会社に就職したかもしれません。でも…当時はコンピューター技術は全くお呼びじゃない時代だったから、無理かなあ。今ではラジコンなどもデジタルですし、設計もCADですし、プラモとインターネットは切っても切れない関係ですし…。

毎回あるタミヤ本社のオープンハウスは中身的には変化がないので、移動も面倒なので今回はパス。

ショーの細かいことは、メーカーについてはメーカーやプロのメディアで見ていただくことして、個人的に思いつくままに撮ってきた写真を挙げます

静岡ホビーショーの会場、ツインメッセ静岡は静岡駅と東名静岡ICの間にあります。静岡駅からだと、路線バスで10分から15分(渋滞具合によるが、ホビーショーの時は結構渋滞して15分程度)。静岡ICからも車で10分くらいか(車の場合ツインメッセから少し離れたところにショーのための臨時駐車場が確保される)。交通の便としては結構いいところ。

通常なら、新幹線(静岡駅)か、自分で車を運転して(東名静岡IC)いくのですが、ふっと…今回はじめて高速バスで行って見ました。調べてみると結構あり、JR東海が京王、ジェイアールバステック(JR関東バス系)と共同運行で出しています。ガラ空きだったので快適でした。新幹線ですと、行きに寝過ごすと静岡駅を過ぎてしまいますが、高速バスなら終点なので安心。時間が少しかかるのが弱点ですが、値段は抜群に安い。東海道本線を使うより安いです。

静岡駅からは、北口(高速バスが発着するところでもある)から路線バスで。職員が誘導してくれるのですぐにわかります。バスも臨時バスで会場直通が沢山でているため、行列は意外と早く進みました。乗車制限をしているのでバスの中もぎゅうぎゅう詰めということはありませんでしした。

会場ですが、ここのところ必ず来ている自衛隊ですが、今回は展示車両がトラック一台になっていました。何か問題でもあったのでしょうか。

モデラーズクラブ合同作品展で、私のベストと思ったのは、この零戦。これ、写真では全然伝わりませんが…

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い号作戦

作: DOGEN
〜 第24回 モデラーズクラブ合同作品展
ジオラマの一部から。作者複数、この二機は多分同じ作者

ジオラマに零戦が多数配置されているのですが、迷彩風になっている零戦のうち、数機が非常によく出来ていました。

旧日本軍は迷彩塗装というのは確かしていないはずです。が、外見上、このような迷彩塗装が存在しています。これは南方で濃緑色全面塗装が退色してスプレーした時の濃淡が残った状態です。確か…陸軍の飛燕でもそんなのがあったような気がしたのですが…(これは、大戦末期で塗料すら不足して塗れなかったからだったっけ?)。 なので、この機体は塗装して迷彩したのではなく、塗装が褪せてきて地のアルミの銀が出てきて迷彩風になったものなのです。このニュアンスを見事に出していました。多分、何機か、うまいのだけ、同じ作者じゃないかな?と思ったので、聞いてみたらどうもそうのようでした。

この出来は群を抜いていて、あまりによくできていて、ジオラマ全体の写真と、クラブ名(を記録するためにクラブ名の看板を写すことにしている)を記録し忘れてしまいました。

合同作品展事務局は、配布しているネームプレートには必ずクラブ名の欄をつけて欲しいと思います。 クラブ名の表示をクラブまかせにしているので、クラブ名がどこに表示されているのか分からないクラブが多いですし、写真を撮った際にも記録性が悪いです。作者と所属クラブが不明のままで作品の写真だけがネットに上げられるというのはあんまりいいことでもない気がするので、なるべく情報がまとまるようにして欲しいです。 一部にあんまりちゃんとネームプレートを出さないクラブもありましたが、それはもうしょうがないですが。

メーカーでは、造形村が、ちょっと採算度外視じゃないのか?というような作り。内部構造がそっくり作られている感じで、プラモデルじゃなくて実機の縮小版という感じ。

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造形村 ハインケル Ha219-A0Uhu 1/48

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造形村 雷電二一型 1/32

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造形村ブース

連合軍には興味が無いわたしですが、今回のタミヤのコルセアは猛烈でした。これも翼内の構造が非常に精密に再現されています。説明によると実は理由があって、翼の胴体への取り付けの強度が維持できないために、補強が必要だからだったそうです。 そこで実機の内部構造を再現しています。残念ながら可動しませんで、展開時か折りたたみ時のどちらかを選んで組み立てます。

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タミヤ ヴォート F4U-1 コルセア "バードゲージ" 1/32

帰りも、静岡駅北口へバスで戻って、ここから高速バスで東京駅へ。渋滞に追いつきそうで追いつかない状態で進み、予定では午後8時48分到着のところを9時10分ごろ到着でした。

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[データ記録忘れ]

作: [記録忘れ](ロックウェーブ)
〜 第24回 モデラーズクラブ合同作品展

撮影は、オリンパスのM.ZUIKO DIGITAL ED 45mm F1.8とパナソニックのLUMIX G 20mm/F1.7 ASPH.での絞り開放が中心で、手持ちでした。 ISOを400にすると、シャッター速度も1/160前後になり撮りやすくなりました。ブツ撮りなので、手ぶれ補正に頼っての低速ではやはりブレが見えてしまう感じです。

会場が暗い一方混雑していたり、展示台の展示なので三脚の使用は事実上不可能なので手持ち中心になります。一脚は結局面倒で使わないまま終わりました。

焦点距離的には45mmではやや近すぎ、20mmでは時々アップするのにかなりよらないとならないという感じで、30mm辺りがちょうどよいような感じがしました。 シグマの30mm F2.8 DNがちょうどの焦点距離ですが、F2.8というのは一段ほど暗いので、微妙かもしれません。 F2.8でいいのなら、パナソニックのズームLUMIX G X VARIO 12-35mm/F2.8/POWER O.I.S.でもいいことになります。せっかくのズームなのに、35mmどまりで、45mmのアップまでいかない、とこれまたちょっと惜しい感じもありますが。

あと当然と言えば当然なのですが、45mmはマクロではないので時々近すぎてフォーカスが合わないことがありました。ケンコーのデジタル接写リングを持って行くべきでした。面倒くさがったのではなく、うっかり忘れてしまったのでした。まあ、困らないだろうと思っていたのですが時々困りました。こう考えると、パナソニックのLEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8 ASPH./MEGA O.I.S.になりますが、開放F値が2.8で、一段暗いので…やはりM.ZUIKO DIGITALの45mmに接写リングを組み合わせる方がよいのではないかと思います。解像度的にはマクロレンズの方がいいかもしれませんが、プラモデルの接写はあまり解像度があると「リアル感」としては不利な気がするので、マクロレンズである必要はないでしょう。今回、20mmでは最短撮影距離の問題で困ることはありませんでした。

本当は、もっと焦点距離の長いレンズを使って離れて撮って被写界深度を深くしたいのですが、会場が混んでいるので被写体から離れるとどんどん人が間に入ってしまうので無理です。パース的にもある程度長焦点距離で撮ったほうが自然になるのですが。 絞ると三脚がないと無理ですが、三脚は事実上立てられませんし。それとこれくらい被写体が小さいとちょっとやそっと絞ったくらいでは被写界深度的にカバーしきれません。ジオラマなどを本物らしく撮るにはかなりのパンフォーカスにならないとならないので、一体どうすればいいのか、よくわからないところです。 フラッシュを炊いてズーム(望遠?)で撮っている人がいたのですがこうやって光量を稼いで絞りを絞るという手があるのかもしれません。

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