先日、Macのblog用にF値をいくつか変えて撮影した写真をみると、小絞りボケがF11から起きているのがわかりました。
機材:
- カメラ:
- オリンパス OM-D E-M5
- レンズ:
- オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
- その他:
- 純正ストロボ使用
- 三脚使用
三脚固定で、F8、F11、F16のA優先モードで撮影し、ピントを合わせたUSBプラグの部分の等倍切り出しを観てみます。クリックすると等倍サイズ版が表示されます。
F11で少しぼやけてきています。マイクロフォーサーズはもともと被写界深度が深いですし、小絞りボケを避ける範囲で一番絞るならF8辺りが妥当ということになります。
一方、ブツ撮りの場合どうしてもある程度被写界深度を深くしなくてはなりません。ということで、USBプラグの横のLightningコネクターのボケ具合をみてみます(=被写界深度)
F8よりF11の方が端子のエッジが鮮明になっていますが、F16になるとF8と似たような感じに後戻りします。被写界深度は深くなっているのでしょうが、F11からはじまる小絞りボケが大きくなってボケてきてしまっているようです。
被写界深度に絡むボケはその物体がどれだけフォーカスポイントから離れているかも関係しますから、一律に「被写界深度内に入れたいならF11」というわけではありません。もっと離れたところまで被写界深度に入れたければもっと絞らないとだめ(小絞りボケよりピンぼけの方が大きい)でしょう。今回の位置関係だとF11がベストだったということです。
中央のUSBプラグの解像度は、F8が最高でしたが、F11でも小絞りボケは始まったばかりです。一方横にあるLightningコネクターのピントという点ではF11の方がよかったので、MacのblogではこのF11の写真を採用しました。
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