2013年1月11日金曜日

Apertureの使い方解説サイト

Apertureについて思い込んでいたことがありました:
Aperture Icon
  • あんまり細かいレタッチとか出来ないんだな 
  • 各補正機能の細かい設定の意味がわからない
が、このサイトがすごくわかり易かったです。文字だけでなく、画像や画面ダンプを使って(特にApertureのヒストグラムの画面ダンプ)解説しているので、私がよく気にする「数学的(物理的)に言ってどんな関数になっているのか(指定パラメーターと作用を受けるパラメーターが客観的に明示される)」が大変よくわかりました。


 どこもかしこも参考になりましたが & 参考にしていますが(adjustのところは一度に全部覚えきれないので)例えば
などが参考になりました。
 イメージの加工は今までは「適当にスライダーを動かしてみて、どれかで気にいる状態になるのを待ってる」状態でしたが、これでどういう意図(原理)で変わっているのかが理解できました。
 ブラシ関連は「こんな機能あるのか(=LightRoomとかPhotoshop無くてもいいんじゃ)」と思いました。アルバムについては、自分で試行錯誤して理解するにも、元データのある場所(=ライブラリー)そのものの操作なので、失敗するとデータがなくなってしまうんではないかということから理解できないと何も試せなかった部分でした。
 「カーブ」では、RAWマスターを使うとデータ範囲を拡張出来て、8bitの範囲外(RAWのビット数: 例えば10bit)の範囲が扱えることがわかりました。これは8bitデータでは白飛びしていると見えるところでも実は2bit分階調がある(場合がある)ということです。なので「拡張」して、8bit(255)より大きい部分にヒストグラムがあれば、そこをホワイトポイントに指定してやることで白飛び部分がコントラストを持って浮き上がってきます。これは「露出」での明るさの平行移動ではなくて、10bit → 8bitのレンジ圧縮なので、中間値、暗部の暗くなり方が緩やなので、他のadjustによる補正が楽です。

 さっそく、先日の奈良旅行の写真のなかから、飛火野で逆光で一本の樹を撮った写真と、親愛幼稚園の礼拝堂を月と一緒に夜に撮ったものをこれで処理しなおしてみました。これらでは、太陽/月が白飛びしている範囲が狭まって締まったり、白壁に写る影がくっきりしたりしました。Apertureは、Flickrと「同期」を撮り直せば、同じ写真の加工やり直しは最新結果が再度上書きアップロードされるので、これらの写真はFlickr(と、そこから引用されているblog上での表示)では最新結果に置き換えました。

 ほかにも、補正での「definition(精細度)」の意味、「vibrant」が肌色を変えない彩度調整(英語だとunder-saturated image部分だけに適用される、と書かれていていまいち何を言ってるのかわかりませんでした)だとかとか、私には色々と参考になるページです。

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