に東京国立博物館へ「特別展『生誕150年 黒田清輝─日本近代絵画の巨匠』」(Internet Archive)をみにいきました。
通常、東京国立博物館は月曜日は休館日ですがこの日は「博物館でお花見を」の一環で開館日でした。
この特別展「黒田清輝」のある平成館の階段を上がると、大きなガラス窓の向こうに裏庭の満開の桜がみえるようになっていました。
国立博物館へ行く途中には、国立科学博物館。シロナガスクジラの像が目印。
2000年代になって久しぶりに国立科学博物館へ行った時になんとなくクジラの感じが違うような気がしていましたが、今調べてみると'94年に作り変えられているそうです。私が子どものときにみていたのはザトウクジラだったそうです。
有名な「読書」。この左下に彼の日本語でのサインがあります。これが「源清輝 画」と読めます。黒田家は本姓は佐々木源氏だそうですが、この絵が描かれたときには既に本姓という仕組みは太政官布告で廃止されているのですが、士族(武士)の当時のメンタリティーを垣間見る気がします。
「源清輝」というサインはこれぐらいで、大半は"Seiki Kouroda"とサインされています。"Kouroda"はフランス語綴でしょうか?
ハイライトは、順路の終わりの方に印象的に配置されている「智・感・情」だと思います。
閉館時刻まで展覧会を観てから外に出て桜を撮りました。この日は夜に向かって天気が悪化していったので、夕方には曇り空になっていました。
上野公園では夜桜の花見客が集まりつつありました。その中を上野駅へ帰って行きました。
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