9月25日(金)に永青文庫へ「SHUNGA 春画展」(Internet Archive)をみにいきました。
ヨーロッパで、日本の春画研究の集大成として、一昨年、大英博物館で春画展が行われたことが一部で話題になりました。
春画の美術全集は日本でも既に無修正で販売されているのですが、原画そのものの大規模な美術展は行われたことがありませんでした。
今回、大英博物館の美術展を日本へ持ってこようとしたのですが、公立美術館では結局引き受けるところが出ず。デパート等でのイベント会場でやることも誰も成り手が出ず。
そこで私立美術館なら出来るか…と探していた所、細川護熙永青文庫理事長、元首相が「義侠心」で永青文庫での開催を引き受けたと言う紆余曲折を経た美術展です。
連休(シルバーウィーク)明けの平日を狙ったのですが、午後2時ごろは展示室内に行列ができていました(順路はないのですが、素人は入り口から最初にある、壁に沿って展示されているものに行列する性質がある。バラバラに見れば行列はほとんど無く済む証拠は会場の奥の方になると行列が生じなくなることからわかります。これはあらゆる展覧会に共通します)。
今年は熱帯の雨季かというような一週間雨が降り続くような天気がよくありますが、この日前後もそれを彷彿とさせる雨が降り続く日々でした。この日は霧を噴いているかのような雨が降り、ものすごい湿度でした。
空調の能力を越える人出だったのか、最上階の4階入り口では冷房(除湿)が弱く感じられる状態でした。
午後4時ごろにはほどほどの人出になっていました。平日は夜8時まで開催なので、退社時間後にはまた混むのではないか、と思います。
春画展は人気があるから混んでいる、と言うだけでもなく、永青文庫自体がかなり小さい美術館であるので入館者の容量があまりないことも関係しています。
来年2月に京都の細見美術館に巡回する予定だそうです。
#春画展 関連まとめ(橋本分) ◆永青文庫「春画展」記者会見まとめ http://t.co/4GxWQIzAFk ◆永青文庫で「春画展」がはじまった! http://t.co/9odp38Jkmb
— 橋本麻里 (@hashimoto_tokyo) 2015, 9月 19
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