2015年2月13日金曜日

CP+ 2015 オリンパス編

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2月12日(木)にパシフィコ横浜へCP+ 2015 (Internet Archive)をみに行きました。12日は初日で正午までは招待客のみ。正午から一般公開でした。

そのなかから、オリンパスInternet Archive)について。

オリンパスは今年も入り口のすぐわき。同じ入口脇はソニー。このまままっすぐ入った正面奥がキヤノンのニコンでした。

OLYMPUS AIR

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カットモデル
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顕微鏡(左)、望遠撮影機(右)
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カメラ風ボディーへ背面のバヨネットマウントを使ってはめ込み
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背面のバヨネットマウント用に標準付属のiPhone用ブラケット
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AIRの3D公開3Dデータを使ってのカスタマイズ

オープンプラットフォームカメラOLYMPUS AIR 01のコーナーも他のコーナーに劣らずかなりの人気でした。

国内外のマスコミも取材に来ているそうです。

  • 手ぶれ補正は無し
  • サポートレンズは一応マイクロフォーサーズのみ(フォーサーズはAFが実用にならないし、300mmなど重いレンズをこの小さな筐体に付けて使う可能性も低い)
  • 記録は、JPEGオンリーかJPEG+RAW
  • データ取り出しは、マイクロUSBでPCとの有線か、記録メディアとして使っているマイクロSDカードをカードリーダーで読む
  • アプリはiOSとAndroidのみ。Windows、Mac用のSDKはない
  • アプリはiPadも対応
  • 形状の3Dデータが公開されている。背面(底面)にバヨネットマウントがあるので何かを取り付けたり、何かに取り付けたりも出来る
  • ボディーの右側が熱くなる。熱さは40℃と設計している(それ以上になったら停止する)

オープンプラットフォームカメラのホームページが日本語のみになっていて、日本人以外にオープンになっていると言い難いです。世界中の開発者がアプリを開発することが真のオープンプラットフォームだと思います。

また日本のソフトウエア開発者より海外の開発者の方がユニークなアプリケーションを開発することが多く、より多くユニークなソフトがあればそれはオープンプラットフォームカメラにとって大きなメリットになるはずです。私は英語版サイトの作成と英語サポートを要望しました。

参考出品レンズ

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7-14mm F2.8 PRO (奥左)、既発40-150mm F2.8 PRO(奥右)
既発12-40mm F2.8 PRO(中央)
300m F4 PRO(手前左)、8mm F1.8 Fisheye PRO(手前右)
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既発12-40mm F2.8 PRO(上)、8mm F1.8 Fisheye PRO(下)
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7-14mm F2.8 PRO(左)、既発40-150mm F2.8 PRO(右)
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300mm F4 PRO 前玉

今後発売予定のレンズの参考出品。全てPROレンズ。

8mm Fisheyeは12-40mmと比べると一回りほど小さい。パナソニックのブースへ行ってパナソニックの魚眼レンズを見てみましたが、パナソニックよりオリンパスのほうが一回り大きい感じがします。明るさがパナソニックのF3.5に対してオリンパスがF1.8と明るいです。

7-14mmと8mm Fisheyeは「'15年夏発売予定」となっています。300mmは「'15年以降発売予定」となっていて「発売未定」より具体的になっています。

OM-D E-M1 ファームウエアv.3.0

v.3.0のC-AFの改良がどういうことなのか私はよくわかっていなかったので、改めてよく説明して頂きました。

連写Hでフォーカスが最初の一枚目に固定されるのはS-AFの場合で、C-AFの場合はAFし続けるそうです(当初から)。従ってv.2.xまではC-AFで連写Hにすると、連写L同様6.5枚/秒でした。v.3.0ではここが改良されて連写HでC-AFの場合に9枚/秒まで高速化されました。

今までだと、AFしながらの連写は:

  • 連写LでS-AF = 6.5枚/秒
  • 連写LでC-AF = 6.5枚/秒
  • 連写HでC-AF = 6.5枚/秒(連写Lと変わらない)

でしたが、v.3.0では:

  • 連写HでC-AF = 9枚/秒

とより高速でAFする連写が使えるようになるわけです。

会場でスタッフのかたが連写H+C-AFでカメラをグーっと動かして静物を撮って見せましたが確かにフォーカスが合い続けていました。

これはE-M1の位相差センサーの使い方を改良したのだと思います。これでミラーレス(マイクロフォーサーズ)はAFが遅い/動体に弱いという話は、より、過去のものになりつつあると感じました。

E-M5 Mark IIで導入された「メニューの最後のカーソル位置を覚えている」などの改良をE-M1のファームウエアアップデートで取り込んでほしいと要望しました。

OM-D全般に、STYLUSシリーズに実装されている「深度合成」も入れてほしいと要望しました。

その他

オリンパス・ブース恒例の、オリンパス機を持参した人にくれるミニチュアはE-M5 Mark IIでした。

オリンパス・ブースの受付が提出先になっている、フォーサーズ スタンプラリーの景品のペーパークリップは、実際にマイクロフォーサーズのマウントの形状データを元にして実物大に作ってあるそうです。

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