2014年9月21日日曜日

オリンパス新製品体感フェア OLYMPUS Photo Festa 2014 @ベルサール秋葉原

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9月20日(土)、21日(日)にベルサール秋葉原オリンパス新製品体感フェア OLYMPUS Photo Festa 2014魚拓)をみに20日に行きました。

PEN Lite E-PL7M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PROOM-D E-M1のファームウエア2.0での機能強化の三点がメインです。

私は40-150mmを主にみてきました。体験コーナーとして40-150mmとM.ZUIKO DIGITAL 1.4x Teleconverter MC-14をE-M1につけてモデルさんを撮影出来ました(ただし、データは持ち帰れません)。

M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

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フード同梱。フードは伸ばすとロックされるのでフードを下にして立ててもフードが縮まずに立つように出来ています。ロックはフードの手元にあるリング部分をわずかにひねると外れ、非常にスムーズにフードが前後へスライド出来ます。スライドの感触の滑らかさやロック機構など、だいぶ凝っていて感触は非常によいです。

最短撮影距離は70cm(従ってワーキングディスタンスとしては約50cm)。これはテレコンをつけても変わらず。体験コーナーのカウンター上にミニカーが用意されているのでそれを撮ってみました。立った姿勢で普通に構えるとほぼ最短撮影距離。ミニカーですと一部が写る形なので、大き目の花なら十分マクロに使えると思いました。 撮影倍率は0.42倍(フルサイズ換算値)、テレコン使用時0.6倍(フルサイズ換算値)です。

AFは、斉藤先生のトークでも高速性が強調されていました。フォーカスリミッターがありませんが、迷わず高速に合う感じでした。会場でも飛行機撮りの中野耕志先生のジェット旅客機の作例が置かれていました。

トークイベント

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斉藤さんの回はオリンパスの開発の人との対談でE-M1ファームウエア2.0の新機能の紹介と40−150の紹介。両製品の魅力が余すところなく伝わりました。

E-M1ファームウエア 2.0について印象に残った内容は:

  • シーンモードの「流し撮り」は、シーンモード内ではなく独立したモードにしたいくらいいい出来だと思っている(オリンパスさん談)。自動的に流し撮り向け設定に切り替えるモード
  • PC CaptureはE-M1がプロにも使われるようになった結果要望が多かったもの。Eシステム時代に有料であったが今回は無料 (オリンパスさん談)
  • デジタルシフト機能は建物のパースの補正だけでなく、風景撮影で山を撮る人がパースを補正するのにも使う技法がデジタルでライブビューで出来ることになった
  • E-M1シルバーモデルは、金属自体がシルバー用。ブラックモデルを銀に塗ってもいい色 がでない
  • 40-150mmは解像度がすばらしい。一方ボケの形もきれい。階調も滑らかでハイライトに粘りがありなかなか飛ばない
  • 40-150mmの小型化は非球面レンズを成型で製造する技術の向上によって大口径に対応できるようになったことが大きな要因(オリンパスさん談)
  • 40-150mmのAF高速化は手ぶれ補正に使っているボイスコイル技術をAF駆動に二個導入した結果(オリンパスさん談)
  • 40-150mmのAFは非常に高速。今回中野耕志先生に飛行機を撮ってもらった

秦達夫先生は、どちらかと言うと作品寄りのお話。そのほかに新機能のライブコンポジットの作例をいくつか出され、うまく撮るこつや、失敗例(失敗しないため)などの解説が為になりました。一枚だけ、予告されている300mmで撮った満月の作例が紹介されます。

清水哲朗先生は、Photokinaでのオリンパスブースの紹介にからめて、PC Captureの紹介。デジタルシフトの作例。またいつもの「全パターン試してみた」でアートフィルターの「ヴィンテージ」と「パートカラー」を紹介。40-150mmでのモンゴルでの作例多数。

トークイベント Ustream録画:

各トークイベントの合間に流れるPVに、300mmのものが一本ありました。外国人男性が使うシーンで非常に小型に見えました。画面からは雨の中で濡れながら使うようなシーンがあり防塵防滴に見えます。

M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO / 300mm F4 PRO モック

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M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO モック
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M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4 PRO モック

その他

オリンパスのカメラを持っている人、O.I.ShareのコーナーでスマートフォンにO.I.Shareがインストールしてあるのを見せた人は、コーヒー券が一枚もらえます。会場すみにバンでカフェが来ています。

体験コーナーで40-150mmを試すと、粗品引換券が一枚もらえます。これは先日の「オリンパス新製品体感フェア PENコレクション2014」でくれた、宮崎あおいペーパーフォルダー、宮崎あおいフォトブックなど一式と同じです。

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