CP+で発表され、キヤノン用、ニコン用が先に発売されたニッシンデジタルのフラッシュ i40 のフォーサーズ用(マイクロフォーサーズ用)が6月12日(木)に発売されました。
CP+から待つこと4ヶ月、実に1/3年(笑)
早速、高円寺のニッシンデジタル本社にある高円寺店で購入してきました。
ニッシンデジタル オリジナルの手提げ袋に入れてくれましたので、これを下げて帰宅。
掌より少し大きい程度の箱で内容は:
- フラッシュ本体
- ディフューザー
- ミニスタンド
- ポーチ
- ポーチ用ナスカン
- クイックマニュアル
- 取扱説明書
パナソニック LUMIX DMC-GX7のような小柄なボディーでもフラッシュが異様に大きくなりません。
オリンパス OM-D E-M1のような、マイクロフォーサーズとしては大柄なボディーでもいいバランスです。
フラッシュ本体が小さいのでポーチも小さくなります。従ってナスカンでベルトにぶら下げ易いです。
ポーチ内でディフューザーは、i40の胴体と発光部の隙間に嵌り込むように格納され、収納効率が高いです。
ミニスタンドもポケットに収納されます。
従ってポーチ一つに一式全部入ります。
モードダイヤル中、グリーンの「A」は、フルオートモードと言いますがいわゆるTTL自動調光動作をし、あらゆる設定はカメラボディーのメニューで行います。
「TTL」はTTLモードでこれもTTL自動調光をしますが、i40のパワー調整ダイヤルを使って調光補正が出来ます。この値はカメラボディーのメニューで設定する調光補正と合算されて発光します。 フラッシュのEV値の癖をパワー調整ダイヤルを使って補正しておくというような使い方とか、一々カメラボディーのメニューを潜って調光補正を設定するのが面倒な時このダイヤルで直感的に補正するとか、色々使い方が出来ると思います。
ビデオライトのモードでは、パワー調整ダイヤルで明るさを変えられます。ダイヤルを回してから明るさが変化するまで結構遅いので、ぐるぐる回して「変わらない、変わらない」と慌てないように。
基本的に、オリンパスやパナソニックの純正フラッシュと同等の機能が実現できますが、詳細は製品ページのFAQを参照してください。主な例外として:
- ワイヤレスで「オート」発光モード非対応。「TTL」と「マニュアル」のみ。ボディーのメニューで「オート」を選ぶとワイヤレス発光しません。「オート」はいわゆる「外光オート」です。
- チャンネルは選べず、1〜4の全チャンネルに反応してしまいます
- マスター(コマンダー)にはなれません(i40をカメラボディーのホットシューにつけて、他のi40などのフラッシュをワイヤレスでコントロールすることが出来ない)。コマンダーは純正フラッシュが必要です。
パナソニックのホットシューはきつめにできていて、水準器などが挿せないことが多いですが、i40ではきちんとパナソニックとオリンパスのホットシューに合わせてあります。 カメラメーカーごとにホットシューの隙間が微妙に違うそうで、i40の各モデルごとに取り付け足の金具を違えてあるそうです。
ただし、GX7(パナソニック)では癖があってロック解除ボタンを押しながら挿入しないと入りませんでした。 ロック解除ボタンを押さないと途中までは入るのですがそこから全く入りません。また途中でひっかかった時点でロック解除ボタンを押しても入りません。最初からロック解除ボタンを押しながら挿入すればほぼすんなりと入ります。オリンパスではこういう癖はありませんでした。単純に挿入すればすんなり入ります(E-M1とE-M5で試してみました)。
ホットシューはJIS規格なので、フラッシュをマニュアル発光で使うのならどんなフラッシュでも使えるはずですが、パナソニックのボディーのホットシューは上述のようにキツイので他社向けのフラッシュを使おうとする場合は物理的にホットシューに挿さらない可能性がありますので、事前に挿さるかどうか現物で確かめてから買ったほうがよいでしょう。
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