2014年3月9日日曜日

吉岡さとる写真展「何故、我々は存在するのか?高エネルギー物理学の世界における視覚的研究/セルン」 @新宿ニコンサロン

新宿ニコンサロン:

吉岡さとる写真展「何故、我々は存在するのか?高エネルギー物理学の世界における視覚的研究/セルン」

3月8日(土)に、新宿エルタワーにある新宿ニコンサロンへ「吉岡さとる写真展『何故、我々は存在するのか?高エネルギー物理学の世界における視覚的研究/セルン』」(魚拓)をみに行きました。

新宿エルタワーは新宿駅の小田急デパートの辺りから外に出てエスカレーターのついた歩道橋に上がって、ビックカメラを過ぎて突き当たるのが新宿エルタワーの2階ロビーです。

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吉岡さとる写真展「何故、我々は存在するのか?高エネルギー物理学の世界における視覚的研究/セルン」

内容は、CERNの写真ですが、内部の加速器の写真は、構造(造形)の美しさがよく出ているかというとそうとも言えない感じですし、じゃあといって科学ジャーナリズム的な記録写真としてもさっぱりわからず(それが加速器のどこの部分なのかキャプションはないですし、人物なりなんなり大きさの比較になるようなものも写しこんでありません)ということではなはだ消化不良の作品でした。

またCERNは研究機関なので、加速器だけがあるわけではなく一つの街になっています。作者はその街のスナップもいくつか撮っていますが、これもあまりCERNらしさ(普通と違うにせよ、意外と普通の街なんだというにせよ)が感じられませんでした。

と、私の写真展レポートとしてはめずらしく感想を述べますが、理系としてはかなり辛辣な批評となってしまいます。

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クリエイティブコントロール: なし

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クリエイティブコントロール: ハイダイナミックレンジ

モード学園コクーンタワー(中央)と新宿エルタワー(右隣)

行き帰りに、魚眼レンズのフィッシュアイボディーキャップレンズ BCL-0980 (9mm F8.0)で撮影してみました。

パナソニック LUMIX DMC-GX7のクリエイティブコントロールの「ハイダイナミックレンジ」を使ってみたところ割といい感じになりました。 Samyang 7.5mm F3.5 UMC FISH-EYE MFTも同様ですが、魚眼レンズだからか接点なしレンズだからか、逆光時の暗部の減光が激しい感じがするのは、オリンパス機でも同様です。周辺減光なのでしょうか。 クリエイティブコントロールの「ハイダイナミックレンジ」ではこれが割とよく補正されていますが、これはJPEGへのボディー内現像で暗部を持ち上げています。RAWでみるとストレートに撮影されていることがわかります。

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新宿駅西口前

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