2013年11月30日土曜日

オリンパス OM-D E-M1 + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO 到着

P3420678

オリンパス OM-D E-M1 + ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD

発表とともに予約する、ということはなく結構慎重になっていたのですが、プレミアム手帳割引やポイント、さらに「Tポイント」の「Tサイト」経由でオリンパスオンラインショップへ行って購入するとTポイントが付くということなので(実際ちゃんと付いたかどうかはっきりしないのですが: 反映されるまでに90日かかるそうですし)それも利用し(何かと、個人情報保護的には議論の多いポイントサービスですが)、しかも分割払い手数料無料ということなので、つい。

ちなみにこの「分割払い手数料無料」は「台数限定 かつ 11月いっぱい」ということでしたが、きっと「台数限定」は有って無きが如き話だろうとたかをくくっていたのですが、なんと11月の中旬に限定数に達したといって終了したのでちょっとびっくりしました。

3本しかもってない4/3(フォーサーズ)のレンズを気持ちよく位相差AFさせたいと思ってしまうというかなり非合理的な思考で買ってしまいました。しかもこのうち2本はマクロレンズだし、マクロ撮影は散々絶賛しているパナソニックのピンポイントAFの方が断然やりやすいように思いますし…

そんなこんななので、11月3日にオリンパスオンラインで購入(売り切れのため予約)で、到着が今日29日と結構時間がかかったのですがのんびりと待っていました。M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROの単品での発売日が同じ29日なのは偶然か?

P3420651 - Version 2

梱包はいつものオリンパスの箱。意外と小さい

P3420676 - Version 2

箱もなかなか凝っている

P3420674

さすがマイクロフォーサーズ、この大きさでボディーとズームレンズが入っている

箱がきれいですが、構造的には簡潔にできていて決して材料に過剰なコストは割いていないように見えます。要領が良くて好感が持てます。

ちょっといじってみた感想は:

  • 拡大モード中はフォーカスピーキングしない。Fnボタン割り当てに「フォーカスピーキング」があり、これで手動で強制的にフォーカスピーキングが作動させられるのでそれでカバー出来る(Fnに空きがあれば)。
    ただしMFアシスト機能での拡大時にはフォーカスピーキングするので、拡大モードにしながらMFすることがどれだけあるか?ということ。マクロ撮影でじっくりフォーカスを追い込む時くらいか(MFアシストはフォーカスリングの動きが止まると、1、2秒で拡大をやめてしまう)
  • 4/3レンズでは拡大モードAFがない。従って4/3レンズでは拡大モードはMFだけのためにあることになる。
    位相差AFの原理と絡んでいるのだろうと思うが、光路上別のところに独立にある専用センサーでの位相差AFだとセンサー部分に「拡大」という機能がないのでしかたないが、撮影センサー上(像面)に位相差センサーがある像面位相差AF方式では拡大モードでもAFするように技術的にがんばってほしい気もしないでもない。
    ただし、それはもうm4/3レンズを使えばいいのでは、とも思う
  • AFターゲットのセンタリング(もしかすると登録したHOMEポジションかもしれない)はOKボタン長押し。これはグループターゲット含め全ターゲット種類に共通。もしかしたらE-M5時代からそうだったかも
  • 拡大モードから抜けるのもOKボタン一押しで可能。拡大モード・ボタンを押してもいいが、この場合長押しが必要。これもE-M5からそうだったか?
  • ボタンがたくさんあるので、意外とFnをカスタマイズする必要がない。マルチFnになっているFn2はそのままで、拡大モードを選んだ状態にして通常は拡大ボタンとして使用。
    動画は録らないのでRECボタンを[…]HOMEに。Fn1がいい位置にありながら割り当てたいものがない状態で、「フォーカスピーキング」にした。「MF(とAFのトグル)」と少し悩んだ
  • WiFiは画面左上隅近くにソフトボタンとして常駐させているのは、よいアイデア。わざわざこのためにFnボタンを一個割かないといけないLUMIX GX-7より賢い。 GX7ではソフトFnにした場合は普段は隠れているのでワンアクション余計になる。もちろんそんなに急ぐ機能ではないが
  • E-M1は既存のWiFiへ接続できない(インフラストラクチャーモードで無線LANへ接続できない)。このため家庭やホテルなどでiPhoneがWiFiにつながっていてもわざわざE-M1へ接続しなおさないといけないのが手間でやや惜しい。LUMIX GX7では既存WiFiへ接続できる
  • WiFiのiOSソフトOLYMPUS Image Share (OI Share)は画像をiPhoneのカメラロールに取り込むだけ。SNSとの連携は他のアプリに任せている。この方が賢いしユーザーは使い易い
  • やっぱり電源スイッチが左にあるのは不便。右手で持ち上げつつ電源オンが出来ない。一旦必ず体正面で両手で持つ動作が入ってからカメラを構える。これはカメラ屋さんとしてこだわるべき点を大きく見失っていてオリンパスとしては「大エラー」だと思う。
  • グリップは出っ張り具合はちょうどよいが幅は少し狭い気もする。これはGX7のもっこりしたグリップを触ったから感じること。なぜかE-M1の方がグリップ部に割けるボディーの幅が少ない(前面Fnボタンと、そこを指で押してしまわないように指を逃しておく余地に食われてしまっているのだろう)
  • 4/3レンズのフォーカスは、夜の室内ではそんなに速くない。外すことが少しある。以前も書いたが暗いところだと苦手なパターン(多分水平線での位相差検出では?)があるようだ。この点ではm4/3レンズのコントラストAFのほうが抜群に高速かつ安定している
P3420679

オリンパス OM-D E-M1 + オリンパス ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro

0 件のコメント:

コメントを投稿