マルミからやっと、新しいフィルターシリーズ「EXUS」が出たので、さっそくC. PLフィルターを買って来ました。
レンズに取り付ける側のネジ(オスネジ)にテフロン加工がある、というとおり、ねじ込む時に音がほとんどなく非常にスムーズ。枠が適度に厚い(長い)のでつかみやすい。特にフィルターを回す前枠が厚く(長く)なっているので確実に回せます。 フィルターの回した感触もスムーズで反対に回したらフィルターのネジが一緒に回ってしまうということもありません。
透過率が30%高いというのもウリなので、試してみました。
比較は、カメラをPモード、ISO autoにして、晴れている昼間に、ベランダから同じ写真を撮ってその時のSS、絞り、ISOを比較しました。
製品名 | SS (s-1) | F | ISO | EV @ ISO 100 | 差 (EV) | DHGとの差 (EV) |
---|---|---|---|---|---|---|
なし | 320 | 10 | 200 | 16.0 | ±0 | -- |
DHGスーパー (マルミ) | 200 | 8 | 200 | 14.6 | -1.3 | ±0 |
Zeta EX (ケンコー) | 200 | 8 | 200 | 14.6 | -1.3 | 0.0 |
EXUS (マルミ) | 200 | 9 | 200 | 15.0 | -1.0 | 0.3 |
ここで、IOS100でのEV(露出)の計算式は
としています。
Zeta EXが、約1EV明るいはずなのに、マルミのDHGスーパーと差がありません。明るいというのは、ケンコー製品比でしょうから、もともとマルミ DHGスーパーの方が明るいのか?ただ私はマルミ DHGスーパーからケンコー Zeta EXに変えた時に明るくなった印象があります。 このマルミ DHGスーパーは数年前に買っていて一番古いもの。次がZeta EXなので、変質してきているかもしれません(C. PLフィルターは劣化する。経年劣化というより、多分紫外線だろう)。
EXUSは以前の製品より1/3段明るい。全体では1段暗くなる。
マルミのDHGスーパーは、汚れも水滴も乗りづらく、綺麗に拭き取れる。雨粒がついてもはじくので乾いた跡が残ることもまずない。プロテクトフィルターとしては断然DHGスーパーがメンテナンスが楽です。EXUSではさらに性能が強化されたようなのでやはりおすすめ。
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