2013年8月11日日曜日

オリンパス ZUIKO DIGITAL 35mm F3.5 Macro 購入

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突然に、ZUIKO DIGITAL 35mm F3.5 Macroが欲しくなり、新品にしようか中古にしようか、買うのやめようかと考えていたら、 週後半になってマップカメラに「良品」が安く出たのでそれを買うことに。 ネット通販オンリーで、店頭品ではなかったのでモノを見ずに買うことにしたわけですが、ヤフオクで落とす方がリスクは大きい。中古カメラ店としてはマップカメラは割と安心な方かなと。

それまでマップカメラではモノがなく、神奈川県の町の老舗っぽいカメラ屋さんに「美品」が一つあったので、それを買いに行こうか…しかし、電車賃まで含めると、中古のリスクを犯してまで買うほど新品に比べて安くないと言えなくもないし…と迷っていました。

寝ていて宅配が来た事に気づかず、起きてネットで配送状況を見てみたら「配達済み」となっていたのでいそいそと宅配ボックスへ取りに。

「良品」というけれど外観はとてもきれい。リアキャップは新品ではないか?生意気にちょっと外の明かりに透かしてレンズ内をみてみましたが、ホコリがそれなりにあるのでこれが「美品」にならず「良品」な理由でしょう。

Eシステムを持っていないのでフォーカス・モーターがちゃんとしているかどうかはテスト出来ない。E-M5に付けてAFさせる分にはちゃんと動く。 ZUIKO DIGITALのマクロは50mmも35mmもフォーカスリミッターがないのが特徴といえば特徴。 あればマイクロフォーサーズに付けてももうちょっと速く合焦するんじゃないか、と思ったりするのだけど、思ったからといってどうしようもない。

もうひとつ、35mmは純正フードがない。50mmはフードが付いているのだが。フードを付けようと思ったらフィルターネジのところにねじ込み式のフードを付けることになる。純正フードが無いということはフードがなくてもいいってことなのかな。 確かに、マクロレンズって大抵すり鉢状のなった底にレンズがあるので、鏡筒自体がフードのような感じはある。しかし、M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macroはものすごく長い純正フードがある。 みてみると、50mmも60mmも前玉がかなり前の方にあり、すり鉢状になっていない。

キヤノン New マクロFD50mm F3.5はすり鉢状なのだけど、純正フードがあります。 ただ、このフードは他のレンズと共通のものなので、付けられるようにしたという程度なのかもしれません。

35mmが欲しくなった理由は、ブツ撮り。先日の「静岡ホビーショー」で理解したことが、こう言う風に台にモノが展示してあるようなときは、45mm〜35mmがいい感じ。20mmは短すぎてかなり近づかないといけない。 長い焦点距離で離れても撮れないことはないでしょうが(望遠マクロである必要があるかもしれませんが)、こういうショーなどでは他の客がモノとカメラの間に割り込んでしまって撮影が出来ないのです。そのため周りの人にも撮影中とはっきりわかるようにモノのすぐ前に立ってカメラを構えないとダメなわけです。 この時普通のレンズですと最短撮影距離以下になってしまってピントが合わない。なのでマクロレンズが必要なわけでした。 ちなみに、ケンコーのデジタル接写リング(10 mm)ですと効きすぎてしまい合焦範囲がものすごく近距離(ほとんど対象物にくっつけるくらいの距離)になってしまいだめでした。

台の上に乗り出して撮るまで短焦点ではなく台の前から撮れるというのは、一脚や三脚が使えるために大事です。こんなところからどうも、45mmかそこよりもう少し短い焦点距離のマクロがよさそうだ、となりました。 家でブツ撮りをする際も同じような理由でスペース的に50mm、60mmより短い方が場所をとらない感じになります。

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キーボードの前に座って撮影してみると、ちょうどいい画角

タムロンにAPS-C専用に60mm、フルサイズ兼APS-C用に90mmのマクロがあるのもこういうことなのかもしれません。

パナソニックのLEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm ASPH./MEGA O.I.S.も考えたのですが、まず第一に「お高い」。 手ぶれ補正付きだったり、フォーカスリミッター付きだったり、評判も高いのですが。

ブツ撮りといっても、買ってきた商品をblogに載せるためなので画質は普通によければそれでいいです。 それにマップカメラのこの中古が結構安かったので、このレンズで満足できなくなってLEICA 45mmを買い足すとしてもそんなに大きな金額の損でもない(特にLEICA 45mmが高いですから、誤差…とまではいいませんが、結構それに近い)。

早速に週末にパナソニックセンター東京へいって、先行展示のはじまったパナソニック LUMIX DMC-GX7を撮ろうとしたところ「撮影禁止」と言われてしまい、アテが外れてしまいました。

そこに偶然、路上に蝶が休んでいて、近づいても逃げる気配がなかったため、E-M5を地面にくっつけて同じ高さから撮影。 4/3レンズですからAFがメタメタに遅いのですが蝶がじっとしてくれていたため、助かりました。私の初昆虫撮影となりました。

あと、いつもの、すぐ隣のマンションの花壇の花を撮影。サボって手持ち撮影。風で揺れるので、現状のマイクロフォーサーズボディーではAFが非常に遅い4/3レンズではピントが合う前に被写体が動いてピントが外れてしまいますが。 この花壇は日陰になるので、シャッターが遅くなる(ISOが高くなる)という問題点にようやっと気づきました。ここのところ花のマクロを撮っているマンションは歩いて5分とか離れていてちょっと面倒な感じがあります。 改めて周辺で定点観測に使えるような場所を探しておかないとと思ってきています。

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手持ち撮影。風やや強し

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