
にパナソニックセンター東京でLUMIXフォトスクール「クリップオンストロボを使用したブツ撮り」(Internet Archive)を受講しました。講師は森脇章彦先生。
LUMIXフォトスクールでフラッシュの講習はかなり新しい講座でした。またLUMIXフォトスクールに限らずフラッシュの講習でブツ撮りというのは割とめずらしいと思います。




部屋にはいるとテーブルの上にブツ撮りの準備がしてありました。





フラッシュの説明がありました。特にワイヤレスモードで使う時はカメラにつけたフラッシュ(あるいは内蔵フラッシュ)と外部フラッシュ(子機)が光で通信しているので、外部フラッシュ側の胴体にある透明あるいは白いプラスティックの窓になっている通信用の受光部がカメラの方を向いているようにする(発光部は首を振ることができるので、発光部は被写体に向け、胴体だけをカメラに向ける)ことを注意されました。
受講生が持ち込むフラッシュは純正と指定されているわけではなく、ワイヤレスモードで使うとは明示されていなかったので、ニッシンのi40やi60Aを持ってきた人もいたのですが、ニッシンのフラッシュはワイヤレスのコマンダーに成れないので、ワイヤレスで使うことが出来ませんでした。その分も当日機材が貸出されました。




設定はなんと高級腕時計撮影の第一人者 岸田克法先生でした。しかもディフューザーなどは基本100円ショップで手に入るもので。

「あとは、調光補正と構図を決めてシャッターを押すだけ」と言ってもそんなに甘くはありませんが、なるほど純正フラッシュを買うとこう言う写真が撮れるのか(撮れるようになるのかも)、と言う手応え。



つぎはアクリルのディフューザーではなく、レフ板で香水の瓶を撮ってみましょう、と。
レフ板はなんとプリンター用紙。ただし「高級な用紙で」。安い用紙は(写真のホワイトバランスが)黄色くなるそうです。
紙なので、ちょっと折り曲げるのも自由自在。これで自立させることが出来ます。用紙は束になっているので一度に何枚かレフ板を立てるのにも困りません。量販店で「レフ板」として売られているものの値段ではとてもこんなことは出来ないし、白い面を汚さないように、と気をつけますが、プリンター用紙なら汚れてきたら使い捨てに出来ます。

角度が難しく、イマイチ、光沢感が出せませんでしたが…。


森脇先生、岸田先生の二人がかりで教えていただきました。




最後にウイスキーの瓶が出てきました。
これをディフューザーの前、中心より少しずらしたところに置きました。
フラッシュを発光させずに撮ればこんな感じ。ここから瓶がよく写るのようにするのかな…と思っていたら…

こんなきれいな写真になるとは。
フラッシュの閃光は一瞬なのでみているとどんな風に撮れたのかは全くわかりません。撮った後に背面モニターに出した瞬間一同どよめきました。
「広告の写真と同じでしょ?こう撮ってるんですよ」と言われて一同納得。
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