2014年5月6日火曜日

第29回 さきたま火祭り 2014

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たいまつ行列

TBSラジオを聴いていたら、埼玉県の広報番組「朝イチ埼玉応援団!」で紹介されたのが5月4日(日祝)にさきたま古墳公園で催された「さきたま火祭り」。

さきたま古墳公園は以前に行ったことがあります。巨大な古墳が集まっているところ。その一つから日本で最古級の文字(銘文)が刻まれた鉄剣(国宝 金錯銘鉄剣きんさくめいてっけん)が出土したのでそばに「埼玉県立さきたま史跡の博物館」を作って展示してあります。それをみに行ったのでした。

前回は鉄剣の写真を撮っていなかったのでそれを撮るついでに、夜に行われる「さきたま火祭り」をみてみることにしました。

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しゅうばつの義
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たいまつ行列
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輦台れんだい - コノハナサクヤヒメ
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産屋炎上

人出もそこそこ多く、ビニールシートを敷いてずっと待っている人多数で、田舎っぽくてびっくりしました。

三脚は禁止されているかと思っていたのですが、そうでもないようでした。マニアは最前線に既に場所取りをしてあり、低い位置で三脚を構えていました(イベント開始前にみたので、実際にはじまったら脚を伸ばしたのかもしれません)。それでもそんなにカメラマニアの人は多くありませんでした。

私は、三脚禁止だろうと予想したのと、混んでいて三脚は無理だろうと考えました。公共交通機関で行くので三脚はもっていかず、一脚を持って行きました。

さきたま史跡の博物館がこの日だけ午後6時まで開館時間が伸びていました。以前行ったことがあるので展示の規模は大体わかっていたので午後遅目に出発。北鴻巣駅での無料シャトルの接続もスムーズ。シャトルバスはバンのため補助椅子まで出して28人満席で出発。駅からは10分ほどで、そこから歩いて5分ほどで公園に到着。 「さきたま火祭り」の昼間のイベント中は博物館をみて、閉館の午後6時少し前に博物館を出てメイン会場へ移動。 周囲を一周してよさそうな場所を探してはじまりを待ちました。

日没にならないと、たいまつの効果が表れないので、メインイベントのはじまり(しゅうばつの義)は日没後である午後6時55分ごろ。イベント自体は6時15分ごろからはじまるのですが、この30分強の間ひたすら、来賓の挨拶。ある意味すごく力が入っているイベントなのが感じられます。

「しゅうばつの義」も、先ほど挨拶をした来賓達がお祓いされる儀式で、長い。この「しゅうばつの義」が終わると空も暗くなっていて火祭りの環境が整うという流れ。

丸墓山まるはかやま古墳が映画「のぼうの城」でロケにも使われた、戦国時代の史実にも出てくる場所なので、その点も強調していました。 古墳時代のイメージと戦国時代のイメージ、さらになぜかコノハナサクヤヒメの古事記の話(この話は、舞台は九州)が混ぜられていてよくわからない感じなのは如何にも今風なイベント。

大きな野原ですし、日が暮れると気温が下がるので、羽織るものを一枚余計に持っていったほうがよいと思います。

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御神火降り
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オワケのおみ登場

奈良がろうそく(灯籠)による照明なのに対して、粗野な関東はたいまつ。さらに歴史がない、町おこしイベントなので多分スポットライトが使われるだろうとした予想も当たり。したがって比較的明るい状況でした。それでも明るいレンズということでパナソニック LUMIX G 20mm/F1.7 ASPH.とオリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 45mm F1.8を使用。パナソニック LUMIX DMC-GX7はISOをオートにすると、シャッタースピードを1/100秒辺りにしようとISO 4000〜6400になりました。これだとちょっとノイズが多いので手ぶれ補正と一脚があるので、ISOの上限を1600に制限。結果としてISO 1600で撮影。

そんなに思い入れのあるイベントではないのと、動きものな夜景、花火とあまりメインとしない被写体なのでいつにもましてうまくない出来。

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打ち上げ花火

最後は7時40分ごろに、公園の北側(稲荷山古墳の向こう側)から花火が沢山上がって、おしまい。

花火の直後に、無料シャトルバスのりばへ向かいましたが、4、5台待ち。会場から移動開始からシャトルバスに乗れるまで約1時間。シャトルバスは3台で回転。大体10分に一台の割合で来ていた感じです。

そばに行田駅行きの路線バスの最終便も来てとまっていました。これの出発が午後8時40分。これも早々に満員になってしまいました。ですので行田駅行き路線バスとシャトルバスでどっちが早いかというと、似たり寄ったり。いつ出発できるかが読めて、車内で座って待っていられる行田駅行き路線バスの方がやや得かもしれませんが、乗れればの話。

帰りは5分ほどで北鴻巣駅に到着。

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丸墓山古墳

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