朝まで起きていたのですが「今行くのはまだ早いし…」と思ったら寝てしまい、結局お昼過ぎに到着。
スタンプラリーの最後の一個、ブラックマジックデザインのスタンプを押すために、会議センターへ行ったところ、展示に少しハマってしまい時間をとってしまいました。
今回は、パナソニックブースをよくみて、そののち会場の中央の列にならぶ、小さな規模のブースをみてまわりました。
パナソニック
技術解説
パナソニックがLUMIXの技術について踏み込んだ形で展示解説したのは初めてではないでしょうか?
特に空間認識AFのデモが興味深く、動いているものがあるとそこに矢印が出て、動きベクトルを表現しています。この写真では列車に矢印がついていますが、同様に画面右上も矢印がついています。これは来場者が歩いて通り過ぎるところや、その時の手を検知しているのです。
右下のワイプ画面は空間認識による「DFD map」(画面の各部分がどれくらいの距離に位置しているか)です。
冒頭に掲げた写真は、Dual I.S.のデモで、DC-GH5が2台が台に乗っていて、台が揺れています。前にオウムの人形があって2台のGH5がそれを撮っています。その撮った画像がモニターに出ています(HDMI出力)。片方はレンズ内手ブレ補正をオフにしてあるため、両者の画面の揺れがかなり違います。
2台にはそれぞれリモコンがついているので、それで同時にシャッターを切って写真を撮ります。2台はシャッタースピードが1/2秒に設定されています。再生モードにしてモニターに映すとDual I.S.はブレがなく、ボディー内手ブレ補正だけの方は大きくブレていました。
大変よい展示だったのですが、2点
- もっと直接的にGH5の良さとしてアピールして欲しかった。一般論に見えてしまい、ショーの役割である「新製品を売る(アピールする)」という点が全くありません。来場者がLUMIX全体の技術が高いんだな、と思うのでは漠然とし過ぎます。来月出るGH5の中身がすごんだという表現の仕方をするべきです
- パネルがなぜか水平に置かれています(上を向いている)。こんなに写真の撮りづらい置き方はないと思います。写真機メーカーが写真機のショーに出している、説明パネルに、こんなに「ショーに於いて、写真のセンスが無い置き方」をするのは、思わず「写真に向いてないのでは?」といいたくなりました
LUMIXレンズ タッチ & トライコーナー
- LUMIX G X VARIO 12-35mm / F2.8 II ASPH. / POWER O.I.S.
LUMIX G VARIO 100-300mm / F4.0-5.6 II / POWER O.I.S. - LUMIX G X VARIO 12-35mm / F2.8 II ASPH. / POWER O.I.S. フロントレンズキャップ
今月、来月と「II」にリニューアルされるレンズのなかからLUMIX G X VARIO 12-35mm / F2.8 II ASPH. / POWER O.I.S.とLUMIX G VARIO 100-300mm / F4.0-5.6 II / POWER O.I.S.があったので見てみました。
鏡筒のマウント近くの仕上げがマットの黒になっていて上品な感じでした。ここの部分プラスチックか?という気もしましたが、金属のような気がします。一方前方のフォーカスリングのところはどうも変わっていないような気がします。「紫っぽい」と言われた初代12-35mmのテイストがあるような感じがします。
12-35mmでは赤いHDの字がなくなり、焦点距離の数字もオレンジからグレーに変わりました。もしかするとフォントもちょっと変わったのかもしれません。
さらに12-35mmのフロントレンズキャップからも赤いXがなくなり、ロゴも一見薄いグレーに見えるが角度に依って銀に光るという、最近のLeicaレンズのキャップのようなデザインに変わっています。少し彫りが深くなった気もしますが、今までが光沢ありの黒だったものがつや消しに変わったことで締まって見えるだけかもしれません。
初代のユーザーもキャップだけ取り寄せて交換したくなるのではないかと思います。
山田久美夫先生「東寺の四季」写真展
会場の一角で、去年東寺で行った写真展の一部が展示(表示)されていました。この写真展は複数のテレビ画面に、分けてスライドショーとして表示する形式でした。今回3台のテレビ画面で一部の写真が表示されていました。
サンディスク
サンディスクブースでは、その場でtwitterアカウントをフォロー、facebookでいいねなどをすると、メモリーカードケースをくれます。
みなさんお待ちかね?のコンパニオンさんです(*’▽’*) pic.twitter.com/HCpwiISAqn
— サンディスク (@SanDiskJP) February 23, 2017
またステージトークを最後まで聞くと、ボールペンとカタログセットをくれます。
マルミ
マルミでは強化ガラスを用いた「EXUS Lens Protect SOLID」を展示、デモしていました。
ハンマーが倒れてきてフィルターを叩くが全く割れないというデモでした。
EXUSの上位機種として3月発売開始だそうです。
ニッシンデジタル
ニッシンデジタルの無線ストロボ方式「NAS」に対応したコマンダー Air 10sが発表、展示されていました。
大きさは現在発売されているAir 1と同じくらいの、コンパクトな感じ。
発売は4月から、順次各マウント(後述)。現行機種では対応してない新機能がいくつか入っていて、それらは新マシンガンストロボで対応されるそうです。既存のNAS対応機種がファームウェアアップデートで対応するのか、そもそも対応可能になるのかどうかは不明・未定だそうです。
- グループはA〜D、A'〜D'の計8グループ。A〜Hとしなかったのは、単に表示の都合で特に機能の違いなどがあるわけではない(ダッシュを付けるほうが簡単)
- グループD、A'〜D'はi60Aなど現行機種が未対応
- 「ライト」のようなアイコンのボタンは、新マシンガンストロボのモデリングライトのオンオフ
- 今までの製品は「チャンネル」に対応していなかった。しかし電波方式だとニッシンデジタルのスタジオだと隣のスタジオに届いてしまいセミナーに支障をきたすことを経験した。一々ペアリングをやりなおして、二つに分けるのも手間がかかる。「チャンネル」機能を持たせるかもしれない
- 「オープンモード」とはペアリングをしないでもストロボをコントロールできるモード(IPのブロードキャストみたいな感じ)。普段ペアリングして分けている機材を簡単に一台のコマンダーでコントロールすることができる。セミナーでどのストロボも同じ設定で動かしたい(≒先生のデモ)というようときにペアリングをやりなおしたり、その後またペアリングわけたりするという手間が省ける。既存機種もファームウェアアップデートで対応を検討
- TTL調光補正は1/3 EVステップ、マニュアル発光は最小1/256(両機能とも既存の機種対応済み)
- TTL発光させた時の光量を覚えてその値でマニュアルモードにすることが可能
ということでした。
各マウントの発売予定順は
- ソニー
- キヤノンとニコン、同時
- マイクロフォーサーズとフジ、同時かちょっとばらけて
0 件のコメント:
コメントを投稿