9月27日(土)は「【ニッシンデジタル・ワークショップ】薮田織也の光景写真講座 巾着田の曼珠沙華を一際美しく撮るストロボテクニックを学ぼう!」(魚拓)を受講しました。
今回は高円寺のスタジオではなく、屋外での撮影。場所は埼玉県の巾着田。曼珠沙華で有名なところですね。池袋からの西武池袋線でのアクセスは意外とスムース。
座学と講評は巾着田の入り口にある阿里山カフェー。この選択は絶妙でした。
阿里山カフェーの後ろにもうひとつ建物があり、そこの二階が集合場所。
今回は全員がニコンとキヤノン。一人、キャノン(?)とソニーのα7。で、私がパナソニック LUMIX DMC-GX7。D5を持ってきている人もいたり、と、今回は「ガチ」な方ばかりで、私は完全に浮いておりました。
重たいのはやめておこうというのと、数日前にオリンパスデジタルカレッジでE-M1を使ったのでというのと、さらに内蔵フラッシュなのでコマンダーにするのに楽だしということでGX7にしました。E-M1だと外付けフラッシュなのでオフフラッシュにしようとしたら純正フラッシュを付け直さないといけないので手間取るので講習についていけないと困るので。 さらに今回は夜も撮影するので脱着が暗くて見えないということもありますし。
全員にi40とオフカメラコードが貸し出されました。私は自分で持っていったi40を使いました。
曼珠沙華は満開は過ぎた所で、通路脇の花はしおれかかっているものが多い状態。中の方はまだまだ満開。 なので、オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macroはちょっとやりづらかったですが、他の方もそんなに望遠マクロでもなくちゃんと撮っていますので腕の問題を痛感する今回でした。
曼珠沙華は苦手なので…と言い訳をしつつ。初めての撮影方法なので、さっぱり要領を得ず。いわば「イメージがわかない」状態でした。
開始時刻が遅いのは、フラッシュを焚くので他のカメラのじゃまにならないように、空いてくる時刻を選んでという薮田さんの配慮。それと日没後に「光景写真」も撮るためです。
片手にカメラ、片手にフラッシュというのはかなり大変でした。軽いGX7でもそうなので、一眼レフだときびしいような。観光客が多いので三脚は自粛。
TTL発光で、調光補正をEVと非連動にしてあれば、EVをマイナスにするとフラッシュが届かない背景はアンダーになるが、主題である花はフラッシュのTTLで適正露出になるので、背景が暗い写真になる、という実験。
同様なことを絞りを絞ることでも出来る。ちょっとF8というのは中途半端だったかもしれません。小絞りボケの限界がここら辺なのでF8にしてしまいましたが、もっと絞ってもよかったかもしれません。
絞りを絞るのでフラッシュが届かない背景はアンダーに。花はフラッシュが当たるのでTTLで適正露出になります。
絞りを絞ると被写界深度も深くなりますので、被写体全体にピントが合うことになります。背景がうまく離れていれば絞ることが出来ます。
本当はこんな実験をしろとは言われていなくて、きれいな一枚を撮ってこいという課題だったのですが…。皆さんはすばらしい一枚を撮っていました。
一端阿里山カフェーに戻り、この日中シンクロのマクロの講評。
続いて頃合いを見計らって夜の「光景写真」へ。
薄暗くなりはじめ、すっかり観光客が帰った巾着田へ戻り、あいあい橋のたもとへ。ここで「光景写真」の練習。
センスがなくて、幽霊写真みたいなのしか撮れませんでしたが…
ただ、これは長時間露光しつつフラッシュを焚くので全員が効率よくやろうとすると、広がって三脚を構えるしか無いのであまりロケーションは選べませんでした。
これは、F9、SS=20秒〜30秒にセットし、懐中電灯で照らしてMFでピント合わせしてから、真っ暗にし、シャッターが開いている間にフラッシュを手に持ってマニュアル発光(光量1/32だったか?)でテスト発光のボタンを押して歩いて移動しながら照らしていきます。一回の発光では全体はカバー出来ないので、逆に当てる場所を加減することで写真を作ります。
真っ暗になった中、さらにコスモス畑へ移動し、コスモスを後ろからディフーザーで照らす撮影。ワイヤレス発光させるのに距離があって不安定だったこと、光の拡散があんまりうまくいかなかったなどありましたが時間がなかったので、これは「こういうことも出来る」というような感じに。
特に私の位置と、GX7の内蔵フラッシュだとワイヤレス光が届かなく色々うまくいきませんでした。慌ててi40をつけようとしましたが、真っ暗でホットシューが見えず手間取る…などなどで、背景に自動車のライトが入っている様な写真しか撮れませんでした。
なぜ時間がないというかというと、一つには阿里山カフェーは本来5時で閉店なものを今回は8時過ぎまで開けてもらっていること、帰りの電車が予定が遅れると40分後になってしまうので人によっては終電(?終バス)の問題があったからでした。
光景写真についても、阿里山カフェーで講評。阿里山カフェーのディナー付きでした。この時間は営業時間外なのでカフェーの方に場所を移しての講評。
店内はハロウイーンの飾り付け。
帰り道はiPhoneの地図がないとちょっと無理。昼間は観光客が絶えないのでわかるのですが。少し暗いところもありますが基本的に住宅街の中です。駅も私達以外は数人程度。乗り換えの飯能駅でもまばら。なので帰りはゆったり座って帰れました。9時半ごろに西武池袋着。
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