9月10日(水)にオリンパスプラザ東京で、デジタルカレッジ「レンズを使いこなそう~M.ZUIKO DIGITAL ED60mm F2.8Macro~基礎編」(講座一覧魚拓)を受講。講師は吉住志穂先生。
オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macroレンズでのマクロ撮影について。
講座形式は講義と造花やミニチュアを使っての実技。
平日の開催です。参加者は女性2/3、男性1/3だったか、と思います。女性は若い女性から高齢まで広く、男性は中高年でした。
女性でもOM-Dユーザーが何人かいました。
吉住志穂先生の他に、オリンパスのアシスタントの方が男女二名付きました。主にカメラの設定とか操作の際にアシスタント。
この講義では資料は配布されませんでした。メモ用にA4の紙一枚がありました(鉛筆類はありませんでしたが、アシスタントの方に聞けばあったかもしれません)。
最初に、マクロ撮影を意識しながらカメラのAF方式(S-AF、C-AF、MF)とAFターゲット(シングル、スモール、グループ)の解説など。S-AFとMFでの撮影実習。
マクロレンズとは。オリンパスのマクロレンズM.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macroの紹介(フォーサーズのレンズにもちょっと触れ)。倍率についても解説。
休息を一回はさみつつ、構図(三分割構図)、ぼけの解説。花の種類(形状)ごとのピント位置。
「撮った結果のブレのチェックは撮るたびに。デジタルなのですぐ見られるので。帰ってきてから見てみたらブレてた(ピントが少し外れていた)では取り返しがつかない。その場でチェックすればすぐに撮り直せる。」
ぼけの四点:
- 絞り
- 開く
- 焦点距離
- 望遠
- 撮影距離
- 近づく
- 背景との距離
- 離す
で、60mmマクロ レンズは固定焦点レンズで中望遠。F2.8開放で使って。被写体に近づくのは自分で動く。あとは背景の距離で、これはそういう状況を探す。
「背景ボケは、ぬりえのようにのっぺりになったらぼかしすぎ。形がぎりぎりわかるくらい。色の塊が「丸、丸」とあるような感じにするのが良い」
先日の「浜離宮」で撮った写真をみてもらって背景ボケについて質問したら(ボケ具合だけについて):
と言われました。
ちなみに、背景の色の選び方について、上の写真は「色が多すぎてだめ(がちゃがちゃしている)」、下の写真は「色が足りない」、あと両者とも光線の角度がよくないと言われました。青空を背景にできるとよかったかも、と言う意見も頂きました(この時は簡単には背景が青空になる花が見つからず、追求していませんでした)。
さらに、前ボケについて。
最後は先生の作例(色々な花)を多数解説。生徒からは具体的な花の種類を挙げて「どう撮ったらいいか?」という質問(花の名前を聞いて即答出来るのはさすがと思いました)、「その花は全体にピントは合わないので、シベか花びらかどっちかにピントを合わせてほかは諦めるしかない」とか。
などなど、上記は講義の一部でした。
0 件のコメント:
コメントを投稿