「フォトスタイル」=「風景」で撮った春日大社。柱の朱色がうまく出ています。GX1ではこの色が茶色っぽくなってしまいました。
今回は「フォトスタイル」です。
- 「フォトスタイル」は「風景」(比較の場合は除く)
- JPEG撮って出し(Aperture未対応)
- コントラスト、シャープネス、彩度、NRは±0
- iDレンジコントロールはオフ(比較の場合は除く)、超解像はオフ
- 注釈がない場合は手持ち撮影(三脚禁止の場所が多い)
です。
「フォトスタイル」=「風景」
上の二枚は、撮影日時、撮影場所が違うため比較が難しいですが、LUMIX GX1で「フォトスタイル」=「風景」として撮った春日大社です。朱色が古びた感じになっています。実物は冒頭の写真のような鮮やかなものです。 GX1では「フォトスタイル」=「スタンダード」にしないと弊害が多い感じがします。
しかしGX7ではかなりイメージに合った感じで、かつ鮮やかな感じになるので「風景」はおすすめと思います。
空の青さの印象は「風景」が近いです。芝生の緑が少し濃い感じで、枯れ気味というか、青々とした感じが少し弱くなる感じもあります。これは稲穂がなっている水田を写してもそういう感じがありますので、「風景」の傾向だろうと思います。
「風景」での陰の部分の青かぶり
ここでの陰になった部分が青くなっています。二枚目の工事中の覆いは字の書いてあるところは白地で同じはずですが、陰になっている「平成二十七年…」の部分は真っ青です。これはかなり問題な感じ。
二枚とも、地面の砂利はグレー、砂利の隙間から土が見えているはずで、それは肌色に近い茶色のはず(一枚目の日が当たっているところの地面)ですので、かなり青くなっています。 ここは単純に暗くなるのがAWBとしては正しいところ。「スタンダード」で試してみるべきでしたが(この現象に気づいたのはこの撮影をしてから)、少なくともオリンパス E-M5 ではこんな風に青くはなりません(E-M5の設定は「ナチュラル」)。
ApertureがGX7のRAWに対応すれば、このような場合はRAWからホワイトバランスを取り直してしまえば対処出来ます。(現在でも付属のSilkypixでRAW現像すれば可能のはず) そのかわり「風景」の色合いもなくなってしまうので彩度とかトーンカーブ(カラーバランス)とかもいじる必要が出てきますが。
ここはファームウエアの改良を期待したいところです。
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