DxO Optics Proのバージョン9が出ました。
以前のバージョンを買った時は、なんとその一週間後だか一ヶ月後にバーゲンがあって5000円くらい安くなって大ショックでした。
今回も、新規、バージョンアップとも安売り価格になっているので、思い切ってすぐに買ってしまうことにしました。
既存のユーザーである私はダイレクトメールが来ていて、そこにあるリンクをクリックして、オンラインストアへ行きました。
DxO Proはディテールを残してのノイズ除去能力が結構高いのですが、バージョン9でさらに「ノイズ除去テクノロジー『PRIME』」を搭載。そこで「PRIME」モードをテストしてみました。
元の写真はISO 4000で撮られたもので、オリンパスのE-M5でNRをオフに設定してあります。E-M5はNRをオフにしてもノイズがある程度除去されます。
この写真のRAWをApertureからCatapultを使ってDxO Optics Proへ渡して、ノイズ除去処理をしてApertureへ戻します(戻すのは写真整理の為でノイズ処理とは無関係)。
見やすくするために、一部を1500x1000ピクセルに切り出してありますが、それでも表示には大きすぎたようなので画面上では500x333ピクセルになっています。これをクリックするとFlickrへ飛びますが、そこでもまだ縮小表示されています。右クリックして original サイズを選ぶと1500x1000の等倍サイズが出てきます。
切り出した場所は画面の「三脚使用禁止」の看板の右上の梁の辺りです。
「PRIME」が今回新しく出来たノイズ処理のモードですが、ディテールがよく残った形でノイズがよく消えています。ただしこの処理は重く、5分弱かかりました。また写真全体のプレビューはありません。NRの設定のところにでるサンプルエリア画面の中だけでプレビュー(効果確認)が出来ます。処理が重たい為にプレビューが省略されたようです。
一方「HIGH」は、写真全体のプレビューが出来、処理時間も十数秒程度でした。「HIGH」でも、E-M5のJPEG撮って出しよりはノイズは消えています。DxO Optics Proの「HIGH」と「PRIME」ではディテールはよく残っています。
E-M5でNRをオンするとディテールも結構消えてしまいます。なのでNRオフでJPEGを撮ってそれでよければそのまま、ノイズが多いと思ったらDxO Optics ProでRAWからノイズ処理というやり方にしています。
私の場合、こういう夜景を撮ることは多くないので「PRIME」の処理時間の長さはあまり問題にはならないでしょう。一方ノイズはよくとれるので、「PRIME」モードを常用にしてみようと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿